CMS導入のためのWebサイトリニューアル

バイヤーズ株式会社が運用するパソコン修理サービスを提供する「パソコンテック」公式ページのリニューアルプロジェクト。

要求定義から、要件定義、設計、サーバ構築、WordPressテーマの作成、WordPressのカスタマイズまでを実施。

プロジェクト概要

  • クライアント:バイヤーズ株式会社
  • Webサイト名:パソコンテック
  • 公開日:2022年7月14日

経営課題

パソコン修理サービスを提供する「パソコンテック」公式ページは、最初の構築から時間が経っているためにデザイン的にリニューアルが必要となっていました。

また、CMSが導入されていないために、修理事例の記事や修理メニューを定期的にかつ迅速にアップして、情報発信をしていくということができず、ユーザーが修理事例をブログから検索して、同様の事例を探すということができませんでした。

さらに、店舗ページも毎回個別に作成が必要であるために作成負荷や情報更新負荷が高く、掲載されている情報も少ないため、コンテンツを誰でも簡単に追加できる仕組みが必要となっていました。

他にも、問い合わせが店舗毎に分かれておらず、本店である新宿に全てのメール対応負荷が集中していました。

経営課題の解決方法

リソース・シェアリングでは、これらの経営課題の解決方法として、WordPressをCMSとして導入することにより、以下の5つの要件に対応する必要があると考えました。

  • ブログ機能を使った修理事例更新と検索への対応による情報発信負荷軽減
  • カスタム投稿機能による店舗ページのテンプレート化による店舗追加更新負荷軽減
  • 店舗別の電話番号表示とお問合せ先振分け対応による対応負荷軽減
  • カスタム投稿機能による修理メニューの追加負荷軽減と階層化
  • Simple CSSによるページ単位でのデザインカスタマイズ対応

WebサイトのデザインとHTMLコーディングやコンテンツ自体の移行については、バイヤーズ株式会社自身で行うことで、開発必要を最小限に抑える形で開発を進めました。

ブログ機能を使った修理事例更新と検索への対応

修理事例は、WordPressのブログ機能で投稿が行えるようになり、修理事例の更新負荷を軽減しております。

また、修理事例のカテゴリー一覧が、カテゴリーが追加されるとWindowsとMacの台カテゴリーに自動的に追加が行われるようになっています。

ユーザー側:修理事例検索
ユーザー側:修理事例検索

これにより、ユーザーはカテゴリーからの絞り込みや、フリーワード検索、メーカー名による絞り込み検索ができるようになっています。

ユーザー側:ブログ詳細画面
ユーザー側:ブログ詳細画面

カスタム投稿機能による店舗ページのテンプレート化

店舗ページは、WordPressのカスタム投稿機能によるテンプレート化を行うことで、店舗毎に必要な情報の定型化を行いました。

追加された店舗は、店舗一覧に自動的に追加が行われます。

ユーザー側:店舗一覧
ユーザー側:店舗一覧

店舗情報の詳細設定画面では、店舗の地図や郵便番号、住所、営業時間、電話番号、店長の写真、といった各種情報をカスタム投稿で入力することができ、入力された情報は、テンプレートで定めた位置に表示がされるようになっています。

ユーザー側:個別店舗画面
ユーザー側:個別店舗画面

店舗別の電話番号表示とお問合せ先振分け対応

店舗は、お店ごとに担当が異なり、電話番号も異なっており、全てを本店で対応するのは、本店の対応負荷の面でも、お問合せ内容を個別に振り分ける面でも避けたいところです。

そのため、各店舗の電話番号は各店舗ページでは別々の電話番号を表示するために、店舗別のヘッダーを出力するようにしました。

ユーザー側:店舗別ヘッダー
ユーザー側:店舗別ヘッダー

さらに、かんたん見積依頼フォームでは、各店舗ページから飛んだ場合には、ご利用検討店舗に自動で表示されていた店舗が選択されるようにし、各店舗毎の担当者にメールが飛ぶようにしております。

ユーザー側:かんたん見積依頼
ユーザー側:かんたん見積依頼

カスタム投稿機能による修理メニューの追加負荷軽減と階層化

修理メニューは、デスクトップ、ノートパソコン、MacBookという大分類の下に、各修理内容に応じた修理メニューを階層で表示する必要がありました。

そのため、修理メニューのコンテンツは、固定ページで作成するのではなく、カスタム投稿を使って階層化をして作成ができるようになっています。

Simple CSSによるページ単位でのデザインカスタマイズ対応

基本的なデザインについては、WordPressのテーマで対応をしておりますが、個別ページ毎に管理者でデザインをしたい、というニーズに対しては、Simple CSSのPlugin(プラグイン)を導入することで、管理者が自由に変更ができるようにしております。