Webコンサルティング

IT戦略の立案段階で、どんなに素晴らしい施策が出来上がったとしても、実施段階で失敗してしまう案件があります。

例えば、我々にいただくコンサルティングのご相談で、以下のようなものがあります。

よくあるお悩み

  • SEO/SEMを実施して上位表示を実現したが、コンバージョンが伸びない。
  • リスティング広告やディスプレイ広告で流入を多くしたが、広告費が増えた割にコンバージョンが伸びない。
  • SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を活用しようと、Facebookページを作ったり、twitterアカウントで情報発信をしたが、コンバージョンには繋がらない。
  • Webサイトをリニューアルしたが、コンバージョンが伸びない。
  • オウンドメディア化を行い、コンテンツの更新頻度を上げたが、コンバージョンが伸びない。

これらの話に共通するのは、「広告に予算を掛けて集客を行った」「SEO(サーチエンジン最適化)/SEM(サーチエンジンマーケティング)に予算を掛けて集客を行った」「LPO(ランディングページ最適化)した」「Webサイトをリニューアルした」「EFO(入力フォーム最適化)を行った」「コンテンツを追加を増やした」といったように、その領域の専門家に依頼をして「部分最適」を行った、という事であり、IT戦略全体を見渡した際の「全体最適化」には手を付けられていないケースが殆どです。

そのため、せっかく予算をかけて施策を実施しても、他の要素で問題が発生して思ったような結果が生まれない、という事が起こってしまいます。

こういった事態が起こるのは、「シームレス・コンサルティング」が行われていない事が原因です。

プロジェクトに「背骨」を通す

まず一般的な、Webサイト構築やWebサイトリニューアルのプロジェクト・フローを見てみましょう。

このように、戦略立案から運用までのタスクが流れていく中で、大きく「コンサルティング」「構築」「運用」「解析」という4つのフェーズがあります。

しかし、実際の構築においては以下のように、各フェーズ間に大きな「溝」があるケースが殆どです。

この「溝」は、案件を発注したクライアントと受注する会社のどちらか片方、あるいは両方に原因があるケースがありますが、一番の問題はなぜこの「溝」ができてしまうのか、ということです。

クライアント側に問題がある場合

案件を発注するクライアント側の問題でこれが発生するケースは、往々にして発注する業務範囲と担当部署の業務範囲にずれがあったり、そもそも担当部署に権限がない場合に起こります。

これは、IT戦略を立案する「コンサルティング」を行う部署と、実際にシステムを管理する部署、Webサイトの運用が始まってマーケティング戦略を立案して運用を行う部署、Web解析を行う部署が全く違っており、それを統括する部署も担当もいない、というケースです。

受注する会社側に問題がある場合

一方、受注する会社の問題で「溝」が発生するケースは、受注をした企業が「コンサルティング」「構築」「運用」「解析」のどれかには強いが、その他の領域には弱い場合やそれぞれのフェーズを全く別の会社が受注する場合です。

これは、「コンサルティング」はコンサル会社や企画会社、「構築」はデザイン会社やシステム会社、「運用」はSEO/SEM運用会社、「解析」はWeb解析コンサルティング会社と別々に受託しており、自社の担当領域以外は「我関せず」になってしまっている場合です。

シームレス・コンサルティングが必要

この両方に共通するのは、一貫した戦略がこのプロジェクトの背骨として通っておらず、部分最適化だけが行われてしまう、という点です。

こうなってしまうと、どんなに部分最適化を進めても全体最適化は実現できず、プロジェクトは上手くいかなくなってしまいます。

これを避けるためには「コンサルティング」「構築」「運用」「解析」の全てに1本の背骨を通し、全てを統括する「シームレス=継ぎ目のない」「コンサルティング」を導入して、プロジェクト全体をまとめる必要があるのです。

施策実施時に必要な3つのポイント

シームレス・コンサルティングを理解してご依頼いただく場合でも、クライアント自身、次の5つの点に注意をする必要があります。

  1. 実現したい目的に合わせて、具体的かつ明確に判断できるKPI、KGIの設定も必ず行う。
  2. 実現したい目的とそれに伴うKPI、KGIは、構築・保守・運用・解析の各担当者と発注先にも理解させ、各担当者の個別目標は、全体目標を実現するための単なる一通過点である事を理解してもらう。
  3. 構築後の運用においては、全体目標を実現するための「全体最適化」を行う為にデータを取得して解析を行い、各個別担当者と共有しながらPDCAを回す。
  4. 解析は、「全体最適化」の観点からデータを取得し、「個別最適化」のみにならないように解析結果は各個別担当者にも共有を行う。
  5. 解析から導き出された改善施策は、「全体最適化」の観点から立案して実施する。

ちなみに、KPIとは「Key Performance Indicator(キー・パフォーマンス・インジケーター)」の頭文字を取った略後で、日本語では「重要業績評価指標」などと訳されます。

目標を達成するためには、様々な過程を経ていかなければいけませんが、その為には不可欠な過程を洗い出し、その過程をどのくらいの状態で通過できれば目標が達成できるかを数値で計測するのがKPIです。

一方、KGIとは「Key Goal Indicator(キー・ゴール・インジケーター)」の頭文字を取った略語で、日本語では「重要目標達成指標」などと訳されます。

KPIは過程における数値計測でしたが、KGIは最終目標が達成されているかを計測するための指標になります。

KPIもKGIも曖昧な指標では意味を成しませんので、誰でも明確に判断できるように、時期と具体的な数値を設定する事が重要です。

ワン・ストップ・サービス

我々は、プロジェクトに参画する際には、必ずそのプロジェクトの「ゴール」を確認し、それを実現するためにはどういった施策が必要となるかを考えたコンサルティングを必ず行います。

また、IT戦略の立案からWebサイト公開後の運用・解析まで、クライアントに寄り添い、案件全体を俯瞰する「シームレス・コンサルティング」を行うにあたり、ワン・ストップでのサービス提供を行っております。

IT戦略立案・実施、Webサイトの新規構築やリニューアル、運用、解析にお悩みの場合は、一度弊社にご相談ください。

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