Webコンサルティング

IT戦略の立案段階で、どんなに素晴らしい施策が出来上がったとしても、実施段階で失敗してしまう案件があります。

プロジェクトにはITエバンジェリストが必要

代表である内村の肩書きは、コンサルタントではなく、ITエバンジェリストとなっています。

WebサイトやWebサービス、Webシステムの構築やリニューアルなど、様々なプロジェクトはありますが、全てのプロジェクトに共通するのは、何かやりたい目的があるクライアントと、それを実際に作り上げるベンダーです。

しかし、このクライアントとベンダーの間には大きな溝が存在するため、失敗するプロジェクトが山ほどあります。

例えば、企業のWebサイトリニューアルを考えてみましょう。

この場合、クライアント側で実現したいと考えている目的は以下の内容だとします。

  • ブランド認知をしたい
  • アクセスを今までよりも増やしたい
  • 問い合わせから仕事を産むようなWebサイトにしたい

この内容でクライアントがベンダーを直接探す場合、デザイン会社やデザインができるシステム会社に何社か声をかけてコンペを行うケースが非常に多いと思いますが、実はこの段階でベンダーを探す事は間違いです。

ベンダーは制作のプロであると理解する

それは、こういった与件に対し、デザイン会社やデザインができるシステム会社に声をかけた場合、WebサイトのデザインリニューアルやCMSといったシステムの提案が出てきます。

しかし、デザインリニューアルやシステム導入を行う事は、ブランド認知やアクセスを増やす事とは全く関係がありません。

これは、クライアントは「目的を実現するためのWebサイトリニューアル」を考えているのに、デザイン会社などのベンダー側は、制作のプロではありますが、目的を実現するためのプロではないので、「Webサイトリニューアル」部分しか考えられないから齟齬が発生するのです。

このように、同じ事を話しているつもりでも、クライアントとベンダーが実は全く違う事を考えている、というのがITの世界では数多くみられます。

クライアントとベンダーの通訳として

この、両者が共通言語で話す事ができないという事を理解し、両者の間の溝を埋める事を行うのがITエバンジェリストです。

我々は、コンサルティングにおいて、クライアントの目的を理解し、それを実現するための要件を考え、それを実現するためのソリューションやパッケージはどういったものが必要であり、それを具体化するのにはどういったベンダーがいいのかベンダー選定に参加し、プロジェクトによってはRFP(Request For Proposal)の作成から、要件定義書、機能仕様書といったドキュメントとしての落とし込みまでを行います。

また、ベンダーに対してはクライアントが必要とするデザインやシステムがどういったものかを、RFP(Request For Proposal)、要件定義書、機能仕様書といったドキュメントを使って共有し、場合によってはベンダーと一緒になってプロジェクトマネジメントから基本設計、詳細設計、構築、運用、解析まで行って、クライアントの目的を実現するためのサポートを行います。

このように我々は、プロジェクトの全てを見渡し、クライアントとベンダーをつないで、共通言語で話せるようにする事により、プロジェクトの成功率を格段に上げ、炎上リスクを最小限に抑える事を可能にしています。

これが、長期に渡り大手クライアントの大型案件のお話をいただき、クライアントから高いご評価をいただき続ける理由なのです。

シームレスコンサルティングが重要

実際にコンサルティングを進めて行く上で、共通言語で話せるようにする事以外に、我々はシームレス・コンサルティングを重視しています。

例えば、我々にいただくコンサルティングのご相談で、以下のようなものがあります。

よくあるお悩み

  • SEO/SEMを実施して上位表示を実現したが、コンバージョンが伸びない。
  • リスティング広告やディスプレイ広告で流入を多くしたが、広告費が増えた割にコンバージョンが伸びない。
  • SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)を活用しようと、Facebookページを作ったり、twitterアカウントで情報発信をしたが、コンバージョンには繋がらない。
  • Webサイトをリニューアルしたが、コンバージョンが伸びない。
  • オウンドメディア化を行い、コンテンツの更新頻度を上げたが、コンバージョンが伸びない。
  • 新規事業の立ち上げを行なったが上手くいかない。
  • 新規サービスの立ち上げを行なったが上手くいかない。

これらの話に共通するのは、「広告に予算を掛けて集客を行った」「SEO(サーチエンジン最適化)/SEM(サーチエンジンマーケティング)に予算を掛けて集客を行った」「LPO(ランディングページ最適化)した」「Webサイトをリニューアルした」「EFO(入力フォーム最適化)を行った」「コンテンツを追加を増やした」といったように、その領域の専門家に依頼をして「部分最適」を行った、という事であり、IT戦略全体を見渡した際の「全体最適化」には手を付けられていないケースが殆どです。

そのため、せっかく予算をかけて施策を実施しても、他の要素で問題が発生して思ったような結果が生まれない、という事が起こってしまいます。

こういった事態が起こるのは、シームレス・コンサルティングが行われていない事が原因です。

プロジェクトに「背骨」を通す

まず一般的な、Webサイト構築やWebサイトリニューアルのプロジェクト・フローを見てみましょう。

このように、戦略立案から運用までのタスクが流れていく中で、大きく「コンサルティング」「構築」「運用」「解析」という4つのフェーズがあります。

しかし、実際の構築においては以下のように、各フェーズ間に大きな「溝」があるケースが殆どです。

この「溝」は、案件を発注したクライアントと受注する会社のどちらか片方、あるいは両方に原因があるケースがありますが、一番の問題はなぜこの「溝」ができてしまうのか、ということです。

クライアント側に問題がある場合

案件を発注するクライアント側の問題でこれが発生するケースは、往々にして発注する業務範囲と担当部署の業務範囲にずれがあったり、そもそも担当部署に権限がない場合に起こります。

これは、IT戦略を立案する「コンサルティング」を行う部署と、実際にシステムを管理する部署、Webサイトの運用が始まってマーケティング戦略を立案して運用を行う部署、Web解析を行う部署が全く違っており、それを統括する部署も担当もいない、というケースです。

受注する会社側に問題がある場合

一方、受注する会社の問題で「溝」が発生するケースは、受注をした企業が「コンサルティング」「構築」「運用」「解析」のどれかには強いが、その他の領域には弱い場合やそれぞれのフェーズを全く別の会社が受注する場合です。

これは、「コンサルティング」はコンサル会社や企画会社、「構築」はデザイン会社やシステム会社、「運用」はSEO/SEM運用会社、「解析」はWeb解析コンサルティング会社と別々に受託しており、自社の担当領域以外は「我関せず」になってしまっている場合です。

シームレス・コンサルティングが必要

この両方に共通するのは、一貫した戦略がこのプロジェクトの背骨として通っておらず、部分最適化だけが行われてしまう、という点です。

こうなってしまうと、どんなに部分最適化を進めても全体最適化は実現できず、プロジェクトは上手くいかなくなってしまいます。

これを避けるためには「コンサルティング」「構築」「運用」「解析」の全てに1本の背骨を通し、全てを統括する「シームレス=継ぎ目のない」「コンサルティング」を導入して、プロジェクト全体をまとめる必要があるのです。

施策実施時に必要な5つのポイント

シームレス・コンサルティングを理解してご依頼いただく場合でも、クライアント自身、次の5つの点に注意をする必要があります。

  1. 実現したい目的に合わせて、具体的かつ明確に判断できるKPI、KGIの設定も必ず行う。
  2. 実現したい目的とそれに伴うKPI、KGIは、構築・保守・運用・解析の各担当者と発注先にも理解させ、各担当者の個別目標は、全体目標を実現するための単なる一通過点である事を理解してもらう。
  3. 構築後の運用においては、全体目標を実現するための「全体最適化」を行う為にデータを取得して解析を行い、各個別担当者と共有しながらPDCAを回す。
  4. 解析は、「全体最適化」の観点からデータを取得し、「個別最適化」のみにならないように解析結果は各個別担当者にも共有を行う。
  5. 解析から導き出された改善施策は、「全体最適化」の観点から立案して実施する。

ちなみに、KPIとは「Key Performance Indicator(キー・パフォーマンス・インジケーター)」の頭文字を取った略後で、日本語では「重要業績評価指標」などと訳されます。

目標を達成するためには、様々な過程を経ていかなければいけませんが、その為には不可欠な過程を洗い出し、その過程をどのくらいの状態で通過できれば目標が達成できるかを数値で計測するのがKPIです。

一方、KGIとは「Key Goal Indicator(キー・ゴール・インジケーター)」の頭文字を取った略語で、日本語では「重要目標達成指標」などと訳されます。

KPIは過程における数値計測でしたが、KGIは最終目標が達成されているかを計測するための指標になります。

KPIもKGIも曖昧な指標では意味を成しませんので、誰でも明確に判断できるように、時期と具体的な数値を設定する事が重要です。

ワンストップ・サービス

我々は、プロジェクトに参画する際には、必ずそのプロジェクトの「ゴール」を確認し、それを実現するためにはどういった施策が必要となるかを考えたコンサルティングを必ず行います。

また、IT戦略の立案からWebサイト公開後の運用・解析まで、クライアントに寄り添い、案件全体を俯瞰する「シームレス・コンサルティング」を行うにあたり、ワンストップでのサービス提供を行っております。

IT戦略立案・実施、Webサイトの新規構築やリニューアル、運用、解析にお悩みの場合は、一度弊社にご相談ください。

サービスメニュー

環境調査・競合調査

過去の環境調査・競合調査・クライアント概要調査の結果と現状が乖離してきている、IT戦略を考えるうえで特にWebに的を絞った追加調査が必要、といった理由から改めてデータ収集を行うケースにおいて弊社で環境調査・競合調査を行っております。

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ターゲット分析・ペルソナ設計

要件がふんわりした形でのコンサルティング依頼があった場合や、リニューアルから時間が経って現状とは乖離してきているといったケースにおいては弊社でターゲット分析・ペルソナ設計を行っております。

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Web解析コンサルティング

Google Analyticsが導入されていないWebサイトやWebサービスはいまやほとんどありませんが、自社で上手く分析ができていないケースは数多くあります。そういった企業に対し、弊社でWeb解析コンサルティングの提供行っております。

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Digital Marketing Audit

「Digital Marketing Audit(デジタル・マーケティング・オーディット:DMA)」は、業界分析、競合分析、環境分析から、広告等のクリエイティブ・キーワード設計の解析、プレミアムディスプレイ広告やパフォーマンス広告の解析、検索エンジンやソーシャルメディアからの流入解析、Web解析と連動したWebサイトの最適化までを連動させることで、デジタル・マーケティングの構築・運用に関して客観的な視点で最適なIT戦略立案の支援をしております。

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Web Marketing Audit

Webマーケティング・オーディットとは、「どのWeb解析ソフトを導入すればいいのか?」「どのようにWeb解析ソフトを活用すればいいのか?」といったところから、「解析結果をどのように判断すればいいのか?」「解析結果から次の施策をどう打てばいいのか?」までのWebマーケティング部分に特化して行うサービスです。

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Heuristic Assesment

ヒューリスティック監査ではユーザビリティだけでなく、リーチ、アーキテクチャー、ファースト・インプレッション、コンテンツ、総合評価の6項目で総合的にWebサイトの分析を行ってレポート作成を行います。

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その他のサービスメニュー

顧問契約

数ヶ月~年間契約で、企業のアドバイザーとして関わる形でのコンサルティングです。

IT戦略の立案や施策実施、ITを使った新規事業、ITを使った新サービス立ち上げ、Webシステムの導入・改善、Webサイトの構築・運用・解析、ECサイトの構築・運用・解析、RPAの導入、Web制作に限らない広告プロモーション等のアドバイスを行います。

会議に参加したり、メールや電話,Skypeをはじめとするオンラインサービスを使ったテレビ電話などでサポートをしていきます。

年間契約の場合、月額5万円~、短期の場合月額10万円~となります。

オーディット(監査)

外部から第三者として「監査」を行うサービスで、プロジェクト単位でお手伝いをする場合が多いコンサルティングです。

SEM業者に広告の運用を依頼をしているが成果が上がっていない、コンテンツの運用を業者に依頼しているが成果が出ない、Webシステムのリニューアルをしたいが現状の問題点が明確になっておらず改善方法が見えない、といったように現状を把握して次にどういった施策を打つべきなのかを検証するために依頼される事が多いです。

デジタル・マーケティング・オーディットでは、IT戦略やシステム導入、新規事業、新規サービスといった企業全体の課題について、Webマーケティング・オーディットでは、WebサイトやECサイト、Webシステムといった具体的な課題についてのコンサルティングを行なっています。

また、外部からユーザの視点で現状Webサイトの分析を行いレポートを作成する「ヒューリスティック監査」も行なっています。

新規事業・新サービス立ち上げコンサルティング

ITを使った新規事業や新サービスなどの立ち上げに関するコンサルティングです。

自社バッケージや新サービス、新規事業の立案から立ち上げまでを、経営者、役員、執行役員、外部コンサルタントとして様々な業種に関わった経験をいかし、業界内外からの多角的な視点を含めたコンサルティングを実施します。

Webサイト構築コンサルティング

Webサイトを新規で立ち上げたい、現状のwebサイトをリニューアルしたい方向けのコンサルティングです。

「何のためにWebサイトを立ち上げ、どういった成果を得たいのか?」

これが明確でないWebサイトの構築は、必ず失敗します。

我々は、言われたものをそのまま作るのではなく、クライアントのゴールを実現する事を目的としてコンサルティングを行いますので、基本的には中長期的に関われるような形でお手伝いをしています。

静的なHTMLでのWebサイトから、WordPressConcrete 5Movable TypeといったCMSを使ったWebサイトまで、小規模から中規模、大規模なものまで、幅広いWebサイト構築を行います。


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