Multi-Vendor独自の機能

CS-Cartは、ライセンスが異なっていても共通の機能が用意されています。

一方、CS-Cart Multi-Vendorにしか無い機能もありますので、それをまとめました。

基本的なMulti-Vnedoの機能(アドオンなし)

デフォルトでは、Multi-Vendor で注文された全ての売上はマーケットプレイスの管理者に送られます。

これにより、お客様は複数の出品者の商品購入しても、1回の注文で1回の支払いを行うだけで済み、注文は自動的に複数注文に分割され、各出品者は自分の注文のみを管理できます。

マーケットプレイスの管理者は、売上を受け取ったら出品者に分配する必要がありますが、そのために Multi-Vendor には入出金管理が用意されています。

入出金管理では、出品者の口座残高を追跡し、管理のために以下の機能があります。

  • 出品者は、自分の口座残高から一定の金額の引き出しを要求できます。ただし、実際に送金するのはマーケットプレイスの管理者次第であり、送金自体は Multi-Vendor を介して実行はされません。
  • マーケットプレイスの管理者は、出品者のアカウント残高に対して支払い依頼をすることもできます。
出品者:入出金管理
出品者:入出金管理

出品者の残高がマイナスの場合、マーケットプレイスの管理者は出品者に連絡して、何らかの方法で状況を解決する必要があります。

たとえば、出品者のステータスを手動で「保留」に変更できます。

これにより、出品者の管理者は管理画面で作業はできますが、出品者の商品はマーケットプレイスに表示されません。

概要

デフォルトでは、Multi-Vendor によるマーケットプレイスサイトは、注文からお金を受け取ります。

マーケットプレイスの管理者は、出品者との分配や債務者の管理をで手動で行います。また、マーケットプレイスのサービスに対する支払いも、手動で行う必要があります。以下に説明するいくつかの組み込みアドオンは、これらのプロセスを自動化するのに役立ちます。

出品者

出品者の登録や変更、削除を行う機能です。

出品者データ管理者

出品者に提供される専用管理画面にログインするには、出品者に紐づけられた出品者データ管理者がログインをして行う必要があります。

そのため、出品者データ管理者を管理する機能です。

CS-Cart オンラインマニュアル > 出品者出品者データ管理者

出品者の事前承認

出品者の商品が公開されるまでに、管理者が事前に審査ができる機能です。

出品者プラン

出品者プランは、「出品者プラン」アドオンをインストールすることで、月額費用や取引手数料、出品点数制限といった制限や条件のある出品者向けのプランを提供します。

出品者プラン
出品者プラン

出品者プラン」アドオンは、マーケットプレイスの管理者に対して、以下の機能を提供します。

  • プラン毎に異なる1回限りまたは定期的な料金を設定
  • プランを使用する出品者のすべての注文からの手数料を設定

月額費用と取引手数料に関する情報は、入出金管理に自動的に記録され、マーケットプレイスの管理者は、出品者にお金を分配するのが簡単になります。

概要

出品者プラン」アドオンは、アドオン自体では自動で売上を分配することはしません。月額費用や注文からの手数料を追跡することで、入出金管理を容易にするだけです。

入出金管理

出品者から管理者への出店料支払いや、残高引き出しを管理する機能です。

出品者の場所[ベータ版]

出品者の場所を地図で表示する機能です。

出品者共通商品

出品者共通商品は、Multi-Vendorの中でもMulti-Vendor PlusとMulti-Vendor Ultimateでのみ使用できる機能で、「出品者向けの共通商品」アドオンを使用することで、出品者共通の商品を作成できます。

出品者プラン:カテゴリー別取引手数料

出品者プランでさらに、カテゴリー別手数料を設定できる機能です。

出品者権限

出品者権限は、Multi-Vendorの中でもMulti-Vendor PlusとMulti-Vendor Ultimateでのみ使用できる機能で、出品者にユーザーグループを設定できる機能です。

出品者評価

出品者権限は、Multi-Vendorの中でもMulti-Vendor PlusとMulti-Vendor Ultimateでのみ使用できる機能で、出品者にレビューを設定できる機能です。

出品者に追加情報の編集を許可

出品者が独自の追加情報の編集を可能にする機能です。