越境ECサイト構築・運用

訪日外国人観光客の増加やEC市場の拡大に伴って、日本の企業が海外に向けて商品を販売するためのECサイト(越境ECサイト)を構築する、訪日外国人観光客が日本で受け取りたいものを予め購入できる越境ECサイトを立ち上げる、という事も増えてきました。

しかし、越境ECサイトを構築するためには、ECサイト内の言語表記や料金表示、海外配送料など様々な課題があります。

そのため、越境ECに対応したパッケージを導入するのが一番の近道ですが、日本国内で圧倒的なマーケットシェアを誇るEC-CUBEは、EC-CUBE4から配布パッケージに英語版の翻訳データが含まれるようになったことで、英語で利用できるようになりました。

但し、現状では英語以外は標準では使用できませんので、そのほかの言語に関してはプラグインでの設定が必要であり、まだまだ越境ECの対応に使うのにはハードルが高いのが現実です。

オープンソースを使った越境ECサイト構築

多言語対応が行われているオープンソースのECサイト構築パッケージとしては、世界で一番利用されているECプラットフォームのMagentoやPrestaShopなどがあります。

しかし、これらのパッケージは日本語での情報が少ない事や、運用時に求められるITスキルが高く、導入企業側の運用負荷もかなり高い点が問題となっています。

また、WordPressの開発元であるAutomattic社が買収したPlugin(プラグイン)のWooCommerceも最近急速に利用が増えていますが、実際にECサイトを構築するには、WordPressやWooCommerceの知識が必要であり、実際の構築ができてもECサイトの運用に必要な機能については、また別で用意をする必要があります。

もちろん、弊社やこれらのパッケージを使った開発に慣れている開発ベンダーに依頼をすれば、越境ECサイトの構築や運用については問題なく実施ができますが、WordPressのように自社だけで開発や運用を行うのは、かなり大変な部分があります。

このように、越境ECを始めたいと思っても、オープンソースを使っての構築や運用では、導入のハードルはかなり高くなってしまいます。

越境ECサイトの構築から運用まで対応できる「CS-Cart」

リソース・シェアリングでは、多言語・多通貨に対応し、BtoC EC、BtoB EC、BtoBtoC ECのビジネスモデルに対応するECサイト構築パッケージ CS-Cart 国際版 が、越境ECサイトの構築や運用において非常にバランスの取れたパッケージだと考えております。

CS-Cart は、ECサイトの構築から運用のための機能がオール・イン・ワンで用意されています。

また、ECサイト構築には、BtoC向けECサイト構築ライセンスの CS-Cart 、BtoC向けECとBtoB向けECの両方に対応し、無制限にECサイトを構築できるライセンスの CS-Cart Ultimate B2B

さらに、BtoBtoC ECのマーケットプレイスサイト構築には、基本的なマーケットプレイスサイトが構築できる CS-Cart Multi-Vendor Standard 、出品者(ベンダー)が独自のデザインや精算ができる CS-Cart Multi-Vendor Plus 、複数マーケットプレイスの構築・運用ができる CS-Cart Multi-Vendor Ultimate の3種類のライセンスが用意されています。

リソース・シェアリングは、 CS-Cart の日本のリージョン・リセラー(Regional Reseller)となり、ライセンスの販売からサポート、カスタマイズまでを提供しております。

導入事例

メディア越境EC「WAYO」

  • クライアント:株式会社LiveArts
  • Webサイト名:越境ECサイト「WAYO」
  • 公開日:2018年1月18日
  • 構築:WordPress+CS-Cart
  • レスポンシブWebデザインによるPC、タブレット、スマートフォン対応

株式会社LiveArtsと全日本空輸株式会社が連携して運用する日本の伝統工芸品を扱う越境ECサイト「WAYO」のオープンイノベーションによる構築プロジェクト。

コンサルティングから要件定義、RFP作成、ベンダー選定、プロジェクト・マネジメント、システム及びインフラ開発。