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Chrome 68から全HTTPサイトで警告表示がされWebサイトでのSSL導入は必須になることから、SSLの導入は急務となっています。
これに対し、無料SSL/TLSサーバー証明書「Let’s Encrypt」とはどんなサービスなのか?でご紹介したように、さくらインターネット株式会社のさくらのレンタルサーバやエックスサーバー、GMOペパボ株式会社のロリポップ!といった会社のサービスを使えば、管理画面から設定するだけで Let’s Encrypt の利用ができるようになっています。
その中で、今回はさくらインターネット株式会社のさくらのレンタルサーバで無料SSL/TLSサーバー証明書「Let’s Encrypt」を設定する方法についてご紹介します。
ご紹介する手順は、www無しのドメインの設定方法になります。
目次
サーバコントロールパネルの設定
基本は、手順に従って行くだけです。
まず、さくらインターネットのサーバコントロールパネルにアクセスしてログインします。
次に、左メニューにある「ドメイン設定」の中の「ドメイン/SSL設定」をクリック。
ドメイン画面になり、登録しているドメイン一覧が表示されますので、SSL化したいドメインのSSL 証明書に表示されている「登録」をクリックします。
SSL証明書の設定画面が表示されますので、無料SSL証明書の「無料SSLの設定に進む」ボタンをクリック。
無料SSL証明書設定画面が表示されますので、設定の流れとサイトの転送(リダイレクト)方法について[http ⇒ https]を読んでから「無料SSLを設定する」ボタンを押します。
無料SSL証明書の発行手続き中となりますので、さくらインターネットからメールが届くのを待ちます。
メールは、30分もしないうちに届きました。
再度、左メニューにある「ドメイン設定」の中の「ドメイン/SSL設定」をクリックしてドメイン画面を表示すると、先ほど設定したドメインのSSLのところに種別「SNI」、利用中「表示」、証明書「更新」と表記がされるようになりました。
WordPressの設定
この段階では、httpでもhttpsでもアクセスできる状況です。
ここからはWordPress側の設定を行っていきます。
さくらインターネットのサーバコントロールパネルからWordPressをインストールした場合、さくらインターネットが提供している「さくらのレンタルサーバ 簡単SSL化プラグイン」が自動でインストールされていますので、今回はそちらを使います。
もし、自動でインストールがされていない場合には、WordPressの管理画面で左メニューの「プラグイン」をクリックした後、「新規追加」から「さくらのレンタルサーバ 簡単SSL化プラグイン」を検索してインストールしてください。
インストールされているPlugin(プラグイン)一覧でインストールがされていた場合には、「SAKURA RS WP SSL」の有効化をクリックします。
有効化されると、左メニューの「設定」に「SAKURA RS SSL」が表示されていますので、そちらをクリックすると、さくらのレンタルサーバ 簡単SSL化プラグイン 設定画面が表示されます。
ここで、以下の設定を行います。
・共有SSLを利用している、もしくはSSL証明書をレンタルサーバコントロールパネルから設定した → チェック
・利用しているSSL証明書の種類を選択してください。 → SNI SSL/共有SSLを選択
・実際にSSLを利用してサイトと管理画面へアクセスできる。 → チェック
上記設定を行うと「SSL化を実行する」ボタンが押せるようになりますのでそちらをクリック。
WordPressからログアウトが行われ、ログイン画面に飛ばされますので再度ログイン。
左メニューの「設定」にある「一般」をクリックして一般設定を表示すると、WordPress アドレス (URL)とサイトアドレス (URL)がhttpsに変わっています。
また、左メニューの「設定」にある「SAKURA RS SSL」をクリックすると、このような画面になっています。
これでSSL化の設定が完了です。
必ず作業完了後には、問い合わせフォームなども含めたWebサイトの動作確認をしてください。
作業自体は非常に簡単
このように、さくらインターネットのさくらのレンタルサーバで無料SSL/TLSサーバー証明書「Let’s Encrypt」を設定するのは非常に簡単です。
また、WordPress側の設定もPlugin(プラグイン)を使えばこちらもスムーズに行えます。
常時SSL化をされていない方は、是非行ってみてください。
参考:
さくらのサポート情報:レンタルサーバ:【無料SSL】サーバコントロールパネルからの導入手順
さくらのサポート情報:レンタルサーバ:【WordPress】常時SSL化プラグインの使い方
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