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2018年4月18日に、Google Analyticsで設定しているメールアドレスへ、Googleから「一般データ保護規則(GDPR)に関する重要なお知らせ」というメールが届きました。
これは3月23日付けのお知らせの翻訳版です。
お客様
Google ではこの 1 年間、2018 年 5 月 25 日に施行される新しいデータ保護法「一般データ保護規則」の要件を満たすための取り組みについてお伝えしてきました。一般データ保護規則は欧州の企業のほか、欧州経済地域(EEA)のユーザーによってアクセスされるサイトやアプリでオンライン広告やオンライン測定のソリューションを利用している欧州以外の企業に適用されます。
お客様と Google の双方が新しい要件を満たすことができるよう、本日は「EU ユーザーの同意ポリシー」の更新のほか、Google の契約条項やサービスでの変更点など、一般データ保護規則への Google の対応について詳しく説明いたします。
こちらは、2018年5月25日より適用される「EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)」にGoogleも対応し、Googleアナリティクスのデータ保持のポリシーが変更になるというものです。
GDPRの第一の目的は、市民と居住者が自分の個人データをコントロールする権利を取り戻すこと、および、EU域内の規則を統合することで、国際的なビジネスのための規制環境を簡潔にすることである。
非常にわかりにくいのですが、「EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)」は、「EU一般データ保護規則(GDPR)」に関わる実務ハンドブック(入門編)(2016年11月)の言葉を借りると『「個人データ」の「処理」と「移転」に関する法」』となります。
つまり、団体や企業が個人を特定できる情報を保持して利用するためには、個別に連絡をして許諾をもらう必要がある、というものです。
詳しくは、EU 一般データ保護規則(GDPR)についてなどをご覧いただければと思いますが、Googleはこれに対応するという事です。
メールが送られて来た後、Google Analyticsでは以下の表示が上部に表示されるようになりました。
先日導入された新しいデータ保持の設定により、2018 年 5 月 25 日からのデータが影響を受ける可能性があります。設定をご確認のうえ、必要な変更を加えてください。
表示されている「詳細」リンクをクリックすると、以下のヘルプが表示されます。
アナリティクス> データのプライバシーとセキュリティ > データの保持
ここに、「ユーザーデータとイベントデータの保持」として、データの保持期間の設定について記載があります。
自動的にデータが削除されるまでの保持期間を次のように選択できます。
- 14 か月
- 26 か月
- 38 か月
- 50 か月
- 自動的に期限切れにならない
データの保持期間が終了すると、月単位で自動的に削除されます。
この最後の一文、「データの保持期間が終了すると、月単位で自動的に削除されます。」がポイントで、2018年5月25日以降、データの保持期間が終了すると、月単位で自動的に削除されてしまう、という事です。
デフォルトのデータ保持期間は、26ヶ月となっているようですので、それ以上のデータを残したい場合には設定変更が必要です。
そのための、Google Analyticsの設定方法を解説します。
Google Analyticsの保持期間設定方法
まず、「Google Analytics」にログインし、画面左下の歯車マークが書いてある「管理」をクリックします。
「管理」画面を開くと、「アカウント」「プロパティ」「ビュー」が並んでいますが、中央の「プロパティ」に並んでいる「トラッキング情報」をクリック。
クリックするとメニューがさらに開きますので、展開されるメニューの中にある「データ保持」をクリック。
表示された「ユーザーデータとイベントデータの保持」画面で、「ユーザーデータとイベントデータの保持」が「26ヶ月」になっていますので、これをクリック。
プルダウンが開きますので、「自動的に期限切れにならない」に変更。
「保存」ボタンをクリックして変更を確定。
これで完了です。
これで、設定したデータ保持期間は2018年5月25日に有効化されます。
忘れないうちに設定を
この設定を忘れてしまうと、データが消えて二度と戻せませんので、忘れないうちに設定しましょう。
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