CS-Cart は、ページの読み込み速度を上げるために、スクリプト、スタイル、テンプレートなどをキャッシュしますので、変更がページに表示されない場合は、キャッシュをクリアしてみてください。
デフォルトでは、CS-Cart は var/cache フォルダにキャッシュを保存し 、そこには以下のサブフォルダがあります。
- templates:コンパイルされたテンプレートのキャッシュ
- registry:レジストリ・キャッシュ
- static:静的キャッシュ
- misc:その他のキャッシュ
自動テンプレートと静的キャッシュの再構築
CS-Cart でテンプレートと静的キャッシュを自動的にクリアして再構築するには、以下の手順を実行します。
管理画面の左メニューから「Webサイト > テーマ」をクリック。
テーマの画面の右側にある「キャッシュの自動リビルド」の設定を「オン」にすると、変更されたファイルがリアルタイムで追跡され、ブロック・キャッシュが無効になります。
ただし、その結果としてECサイトやマーケットプレイスの動作が遅くなる可能性がありますので、開発が完了したらこの設定をオフにすることをお勧めします。
新しいフックを使用する場合 (たとえば、アドオンの init.php に追加する) は、手動でキャッシュをクリアしてください。キャッシュの自動リビルドでは、テンプレート・フックのキャッシュに新しいフックは追加されません。
ブラウザのキャッシュをクリア
URLにパラメータを追加することで、ブラウザのキャッシュをクリアできます。
管理画面を開き、cc
パラメータを以下のようにURLに追加します。
http://example.com/admin.php?cc
あるいは以下のように、パラメーターをURLに追加します。
http://example.com/admin.php?dispatch=products.manage&cc
セキュリティ上の理由から、admin.php の名前を変更することを忘れないでください。
admin.phpの名前を変更している場合には、 URL で admin.php の代わりに新しいファイル名を入れてください。
次のいずれかのパラメータを URL に追加できます。
- ct:自動的に生成されたサムネイルをすべて削除します。
- ctpl:テンプレートキャッシュをクリアする。
- cc:レジストリとその他のキャッシュをクリアする。
手動でのキャッシュクリア
CS-Cart がインストールされたディレクトリの中にある var/cache フォルダを削除するか名前を変更することで、キャッシュを手動でクリアできます。
削除を行うには以下のコマンドを使用します。
cd root/folder/of/your/store/var
rm -r cache
root/folder/of/your/store については、実際のECサイトやマーケットプレイスのパスに置き換えてください。
誰かがブラウザでECサイトやマーケットプレイスを開くと、キャッシュが再生成されます。