TIOBEインデックスで見る2024年4月のプログラミング言語人気ランキング

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ソフトウェア品質の評価と追跡を専門とするオランダのTIOBEソフトウェアが毎月発表する「TIOBEプログラミングコミュニティーインデックス」(通称「TIOBEインデックス」)

このTIOBEインデックスからは、それぞれのプログラミング言語がどれだけ話題になっているかがわかりますが、2024年4月のデータは、以下の通り。

2024年4月2023年4月変化プログラミング言語レーティング変化
11Python16.41%+1.90%
22C10.21%-4.20%
34changeC++9.76%-3.20%
43changeJava8.94%-4.29%
55C#6.77%-1.44%
67changeJavaScript2.89%+0.79%
710changeGo1.85%+0.57%
86changeVisual Basic1.70%-2.70%
98changeSQL1.61%-0.06%
1020changeFortran1.47%+0.88%
1111Delphi/Object Pascal1.47%+0.24%
1212Assembly language1.30%+0.26%
1318changeRuby1.24%+0.58%
1417changeSwift1.23%+0.51%
1515Scratch1.14%+0.35%
1614changeMATLAB1.11%+0.25%
179changePHP1.09%-0.26%
1838changeKotlin1.05%+0.80%
1919Rust1.03%+0.41%
2016changeR0.84%+0.09%

目次

PHPはその魅力を失いつあるのか?

April Headline: Is PHP losing its mojo?
PHP hit its lowest position ever in the TIOBE index this month. When the TIOBE index started in 2001, PHP was about to become the standard language for building interactive web sites. Its popularity kept rising year after year: PHP eventually got a market share higher than 10% and even reached a top 3 position in the TIOBE index. After that, a lot of competitors entered the market. Examples of these so called web development frameworks are Rails, Django and React. The major driving languages behind these new frameworks were Ruby, Python and most notably JavaScript. On top of this competition, some security issues were found in PHP. As a result, PHP had to reinvent itself. Nowadays PHP still has a strong presence in the field of small and medium websites, and is the language behind the most popular web content management system WordPress. So, PHP is certainly not gone, but its glory days seem to be over. — Paul Jansen, CEO TIOBE Software

TIOBE Index for April 2024

PHPは今月、TIOBE Indexで過去最低の順位を記録しました。2001年にTIOBE Indexが始まった時、PHPはインタラクティブなWebサイトを構築するための標準言語になろうとしていました。その人気は年々高まり続けて:最終的にPHPの市場シェアは10%を超え、TIOBE Indexのトップ3のポジションにまで到達しました。その後、多くの競合他社が市場に参入してきました。これらのいわゆるWeb開発フレームワークの例としては、Rails、Django、Reactなどがあります。これらの新しいフレームワークの主な原動力となった言語は、Ruby、Python、そして特にJavaScriptです。この競争に加えて、PHPにはいくつかのセキュリティ上の問題が見つかりました。その結果、PHPは刷新を余儀なくされました。現在でも、PHPは中小規模のWebサイトの分野で強い存在感を示しており、最も人気のあるWebコンテンツ管理システムWordPressの背後にある言語です。つまり、PHPは確かになくなったわけではないですが、その栄光の時代は終わったようです。

— Paul Jansen TIOBE Software CEO

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