クロネコヤマトの基本運賃が最大180円値上決定

公開日: 2017/05/01
カテゴリー: EC
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2017年4月28日にヤマトホールディングスの山内雅喜社長と、傘下の宅配最大手ヤマト運輸の長尾裕社長が東京都内で記者会見して、宅配便の基本運賃を27年ぶりに値上げする方針を発表しました。

これに伴い、ヤマト運輸の公式サイトで詳細な内容がアップされています。

宅急便の基本運賃改定と各種サービスの内容変更および新設について

ヤマト便のサービス内容変更および運賃改定について

変更内容は大きく2点、宅急便のサービスの内容変更と運賃値上げ、ヤマト便のサービス内容変更及び運賃改定になります。

宅急便のサービス内容および運賃の改定

基本運賃改定

まず宅急便の方は、平成29年9月末までに宅急便基本運賃(税抜き価格)に対して、60サイズ・80サイズが+140円、100サイズ・120サイズが+160円、140サイズ・160サイズが+180円の値上げとなります。

サービス内容の変更および新設

スキー宅急便(オールインワン型)は、現行の140サイズから160サイズに改定となり、ゴルフ宅急便は現行の120サイズから140サイズへ改定、スーツケースは実サイズを査定し、現行の上限サイズを120サイズから160サイズに改定となります。

変更がないもの

クール宅急便、宅急便タイムサービス、超速宅急便、S-PAT9時便の付加料金については変更がありません。

割引制度の新設

集配の効率化に協力する個人に対しては、新たに割引制度を新設。

  1. デジタル割
    店頭端末「ネコピット」で作成された送り状を利用すると、荷物1個につき50円が割引きされます。
  2. 直営店持込時のクロネコメンバーズを対象とした直営店持込み割引
    クロネコメンバーズに登録している人が、直営店に荷物を持込んだ場合、荷物1個につき従来の持込割引の100円に加え、さらに50円を割引き。
  3. 宅急便センター直送サービス(仮称)
    配送先を直営店への直送に指定した場合、通常の宅急便運賃より荷物1個につき50円割引。

配達時間帯の指定枠を変更

宅急便の配達時間帯の指定枠が変更されます。

  • 「12時から14時」の配達時間帯の指定枠を廃止。
  • 「20時から21時」の配達時間帯の指定枠を廃止し、「19時から21時」の2時間の指定枠を新設。

ヤマト便のサービス内容変更および運賃改定

宅急便の規格を超える荷物を運ぶヤマト便についても、サービス内容の変更と運賃の改定が行われます。

重さや大きさに制限ができる代わりに、お届け日数が早くなる

荷物1個当たりの重量制限、サイズ制限ができましたが、全国翌々日配達が可能となりました。

  1. 荷物1個当たりの重量(重さ)に上限がなかったものが、上限30kgまでとなる。
  2. 荷物1個当たりのサイズに上限がなかったものが、三辺合計200cmまで、最長辺は170cmまで、上下逆さまにできないなど輸送状態に定めがあるお荷物は横幅100cmまでとなる。
  3. 配達日数が3日~5日程度となっていたものが、全国翌々日配達(宅急便のお届け日数+1日)となる。

運賃改定

運賃については、発送元の地域別で異なるためにプレスリリースのページで個別に見ていただく必要がありますが、例えば東京23区から北海道に送る場合、以下のようになっています。

現行

改定後(PDF)

これは、宅急便やヤマト便のサイズを超えるイレギュラーなものは、ヤマトグループのヤマトホームコンビニエンス(株)が提供する「らくらく家財宅急便」にて集約する事で、効率化を図ろうというものだと思われます。

システム改修や業務フローの変更が必要

今回、宅急便については平成29年9月末までとまだ正式な日程が確定していませんが、ヤマト便については平成29年6月19日から改定が行われます。

ECサイトを運営されている方は、既にシステム改修や業務フローの変更対応の準備をされているでしょうが、正式な日程が決まった段階での順次対応が求められますね。

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