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先日、部屋の整理を行った際に、バックアップデータを記録していたCDとDVDを処分する必要が出てきました。
ただ、個人情報保護と秘密保持の面でそのまま捨てるという訳には行きませんが、そのためだけにCDやDVDを破壊するシュレッダーを買うというのはちょっともったいない。
そこで、お金をかけずに簡単・確実にデータが読めない状態にして廃棄する方法を実践しましたので、参考までにご紹介します。
用意するものは、カッターとガムテープのみ。
カッターを扱うので、ケガには注意をしてください。
また、実際に作業をする際には、記録面の素材に有害物質が含まれている場合があるので、マスクをして作業をするようにしていただき、作業後はごみ袋に入れて粉塵や破片を残さないようにしてください。
目次
CDの場合
CDの場合、記録層は表面(ラベル面)のかなり近くにあるようですので、そちらにダメージを与えることでデータを読み取れないようにします。
カッターで切り込みを入れる
まずは、カッターナイフでCDの表側に切り込みを入れます。
やってみると、結構簡単にすっと刃が入りますので、満遍なく傷を入れていきます。
裏側から見ると、結構深く傷が入ってました。
ガムテープを貼り付けてはがす
次に、切り込みを入れた表側にガムテープを貼り付けます。
貼ったガムテープを剥がすと、一緒に記録層の磁性体も剥がれてきますので、これでOKです。
気持ちよくバリバリ剥がしましょう。
DVDの場合
DVDは、カッターナイフだけを使います。
こちらはCDとは異なり、記録層が2枚のディスクを貼り合わせた間にありますので、ここを破壊しないといけません。
外観はCDと同じ直径12cm、厚さ1.2mmのディスク盤ですが、DVDは反りに強くするため半分の厚さのディスクを2枚貼り合わせた構造になっています。
ディスクとディスクの間にカッターの刃を差し込む
ディスクが貼り合わせてある部分にカッターの刃を入れて、ゆっくりディスクを回転させて隙間を作るとパカッとディスクが剥がれます。
そのまま指で剥がすと、こんな感じに2枚に。
ディスクを破壊する
この状態で既に記録層がむき出しになっていますのでこのまま捨てても大丈夫だと思いますが、念のため手で粉々に砕きます。
キラキラした方のディスクは、ちょっと力を加えるだけで簡単にバラバラに割れました。
ゴミは分別して捨てましょう
うちの方ではCDとDVDは燃えるゴミでの廃棄で問題ありませんでしたが、自治体によっては燃えるゴミ、プラスチック、資源ゴミのどの扱いなのかが異なると思います。
ゴミを捨てる際は、必ず確認をしてから捨てるようにお願いします。
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