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WordPressでWebサイトを構築する際に、出来るだけスピード感を持っての立ち上げを検討している場合や、Web制作会社などに依頼するコストが取れない場合には、予めデザインがされている有料のTheme(テーマ)を検討する事があると思います。
有料のTheme(テーマ)を数多く扱っているWebサイトとしては、海外のThemeForestやStudioPress、ThemeFuseなどがあります。
今回は、こういった海外の有料Theme(テーマ)販売サイトで有料Theme(テーマ)を買う際の3つのメリットとデメリットについて見ていきたいと思います。
目次
Themeforestとは
今回、海外の有料Theme(テーマ)販売サイトの中から特に有名なThemeForestを例に見ていきます。
ThemeForest は、Envato という会社が運営する著作権フリー素材やデザインテンプレートなどのデジタルデータを販売しているマーケットプレースで、WordPressテーマだけでなく、JoomlaやMagentoのテンプレート、HTML、PSD、BGM 用音楽ファイルといったものも取り扱っています。
2020’s Best Selling WordPress Themes – WordPress Templates – updated weekly.では、販売されているTheme(テーマ)の週間販売数ランキングが見れますが、有名な有料Theme(テーマ)が上位に並んでいます。
海外の有料Theme(テーマ)を使うメリット
これら海外の有料Theme(テーマ)を購入するメリットとしては3つあります。
- すぐにWebサイトを公開できる
- 管理画面だけでデザイン変更ができる
- 導入コストが安い
すぐに公開できる
海外の有料Theme(テーマ)は、買った時点で既にデザインが出来上がっています。
そのため、基本的にはロゴや写真、テキストを打ち換えるだけですぐにWebサイトを公開できます。
また、様々なデザインバリエーションを持ったものが多く、ブログ、ビジネス、ECサイト、ランディングページ、ポートフォリオサイトなどから選択が可能です。
これらのデモサイトは、デモデータが用意されていて管理画面からインポートができるので、誰でもボタン一つで好きなデザインのデモサイトを立ち上げる事ができます。
管理画面だけでデザイン変更ができる
有料Theme(テーマ)は、WordPressの管理画面機能以外に、独自のレイアウトビルダーを持っているものが多数あります。
そのため、誰でも簡単に管理画面だけでデザイン変更ができます。
例えば、Enfoldで利用ができるAviaレイアウトビルダーですが、Layout Elementsでは画面の構成を。
Content Elementsでは、テキストや分割線、アイコン、ボタン、Masonryでの表示など。
Media Elementsでは、画像や動画、スライダー、Googleマップなどをボタン一つで設定することができます。
これにより、WordPressの基本の管理画面よりもさらに簡単に、HTMLやCSSといった知識なしにデザインをすることができます。
導入コストが安い
最後は導入コストです。
ThemeForestに掲載されている上記3つのテーマで見ると、2020年の週間販売数ランキング1位のAvadaが$60、ランキング2位のThe7が$39、ランキング7位のEnfoldが$59と日本円で6,000円程度で購入ができますので非常に安いです。
独自デザインをWeb制作会社に依頼する事を考えれば、日本の有料Theme(テーマ)にはないテイストで、ある程度のデザインクオリティを保っていて、SEO対策までしてくれている有料Theme(テーマ)がこの価格で買えるのは、導入コストとしてはかなり安いです。
有料Theme(テーマ)のデメリット
ただし、海外の有料Theme(テーマ)を使うのにはメリットだけではなく、以下のように3つのデメリットがあります。
- 英語のマニュアルしかなく学習コストが高い
- カスタマイズが難しい
- Theme(テーマ)移行が難しい
英語のマニュアルしかなく学習コストが高い
海外の会社が制作している有料Theme(テーマ)ですので、以下のEnfoldのようにマニュアルは当然英語で書かれていますし、Theme(テーマ)の設定画面も英語。
WordPressのTheme(テーマ)を英語がわからないで設定するのは厳しいので、英語が得意でない場合にはGoogle翻訳を使いながらになると思いますが、かなり大変です。
オンラインでのサポートが付いていても、こちらも英語での対応になりますので英語で質問をして、英語で回答をしてもらう、というのを理解しておく必要があります。
また、有料Theme(テーマ)は、管理画面に独自のレイアウトビルダーなどを使っているものが多いですが、WordPressの管理画面とは全く異なりますし、有料Theme(テーマ)毎にレイアウトビルダーも異なるので、全ての機能を使いこなせるようになるにはかなり時間がかかります。
さらに、ThemeForestでの販売数は多くても、日本で導入をしている人が少ないので、日本語での情報は見つからないので、学習コストがかなり高いと思っていた方がいいです。
カスタマイズが難しい
先ほどメリットで述べたように、有料Theme(テーマ)の設定は管理画面からできるようになっていますが、逆に言うと管理画面でできない事をやろうとすると、PHPファイルやCSSファイルを触っていく必要があります。
ところが、こういった独自テーマはコーディングが独特だったり、ファイル数が膨大にあったり、かなり複雑なものが多いため、カスタマイズをするのはかなり困難な作業になる可能性が高い。
そのため導入にあたっては、デザイン性よりも有料Theme(テーマ)を選択する段階で必要な機能が搭載されているかどうかをまずは優先的に検討をする必要がありますし、有料Theme(テーマ)で大幅なカスタマイズが必要な場合の対応工数を考えると、その有料Theme(テーマ)を使わない方が望ましい場合もあります。
また、WordPressのTheme(テーマ)は、子テーマを作ってバージョンアップに対応する事ができますが、カスタマイズにおいては親テーマを触らざるを得ない場合もありますので、親テーマにカスタイズを加えた場合には、バージョンアップの際に注意が必要です。
Theme(テーマ)移行が難しい
これも結構大きなポイントですが、管理画面から独自のレイアウトビルダーでの構築を行うと、独自のショートコードなどのTheme(テーマ)依存のコードがかなり入ってくることになります。
この独自コードの部分は、購入をした有料Theme(テーマ)では動作しますが、他のTheme(テーマ)では動きませんので、WordPressの管理画面にある「外観 > テーマ」からTheme(テーマ)変更をしても、そのまま新しいTheme(テーマ)を動かすことはできません。
これは、WordPressのTheme(テーマ)のメリットである、Theme(テーマ)変更で簡単にデザイン変更ができる自由度の高さがなくなってしまうという事です。
そのため、購入した有料Theme(テーマ)が気に入らず別のTheme(テーマ)に入れ替えをする際には、かなりの調整作業が必要になりますので、Theme(テーマ)を頻繁に変更する事を想定している場合には、独自のレイアウトビルダーは使わない方が無難です。
その他の注意点
有料Theme(テーマ)を買うにあたっては、メリットとデメリット以外にも以下の点に注意をする必要があります。
更新頻度やサポートに注意
これは、Plugin(プラグイン)の導入と同様ですが、Sales(販売数)やItem Rating(評価数)、Last Update(最終更新日)には注意が必要です。
ユーザー数が少ないと更新されなくなったり、サポートがなくなる事もありますし、更新日が古いものはセキュリティホールがある可能性もあります。
また、有料Theme(テーマ)自体にバグがあるケースもありますが、バグ修正のアップデートが配信されるかどうかは開発元次第ということになります。
動作が遅いものがある
有料Theme(テーマ)によっては、管理画面に独自のレイアウトビルダーなどを使っているものや、多数のオプション機能があるため、管理画面の表示が重たいものや、ユーザー側のWebサイトも表示が遅いものがあります。
そのため、有料Theme(テーマ)によっては動作するサーバを選ぶものや、別途WordPressのチューニングをして高速化を図る必要があるかもしれません。
動かないPlugin(プラグイン)がある
有料Theme(テーマ)では、いくつかのPlugin(プラグイン)の導入が必須になっている場合がありますが、有料Theme(テーマ)によっては、普段使用しているPlugin(プラグイン)が利用できなかったり、障害を発生する場合があります。
弊社の場合、MW WP Formを長年利用していましたが、メールが送れないなどが発生したため、Enfoldが用意しているフォームを使うように変更しました。
そのため、予め有料Theme(テーマ)で動くPlugin(プラグイン)と動かないPlugin(プラグイン)を確認する必要があります。
Gutenbergやレスポンシブに対応していないものがある
有料Theme(テーマ)では、昔から継続開発をしているものでは、WordPressの新しいエディタのGutenbergやレスポンシブ対応していないものがありますので、注意が必要です。
今後、Gutenbergがエディタの基本となりますので、これに対応していない有料Theme(テーマ)は厳しいものがありますし、レスポンシブ対応していないのはSEO的にも望ましくありません。
問題点を理解すればメリットは大きい
このように、導入にあたってメリット以外にもデメリットや注意点がある有料Theme(テーマ)ですが、やはりスピード感を持ったWebサイト構築を低コストでできるというのは大きなポイントです。
そのため、導入にあたっては有料Theme(テーマ)をできるだけそのままで利用できるかどうかが、判断の基準となってきます。
有料Theme(テーマ)の導入にあたっては、上記の点を理解して使ってみてはいかがでしょうか。
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