TIOBEインデックスで見る2023年9月のプログラミング言語人気ランキング

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ソフトウェア品質の評価と追跡を専門とするオランダのTIOBEソフトウェアが毎月発表する「TIOBEプログラミングコミュニティーインデックス」(通称「TIOBEインデックス」)

このTIOBEインデックスからは、それぞれのプログラミング言語がどれだけ話題になっているかがわかりますが、2023年9月のデータは、以下の通り。

2023年9月2022年9月変化プログラミング言語レーティング変化
11Python14.16%-1.58%
22C11.27%-2.70%
34changeC++10.65%+0.90%
43changeJava9.49%-2.23%
55C#7.31%+2.42%
67changeJavaScript3.30%+0.48%
76changeVisual Basic2.22%-2.18%
810changePHP1.55%-0.13%
98changeAssembly language1.53%-0.96%
109changeSQL1.44%-0.57%
1115changeFortran1.28%+0.26%
1212Go1.19%+0.03%
1314changeMATLAB1.19%+0.13%
1422changeScratch1.08%+0.51%
1513changeDelphi/Object Pascal1.02%-0.07%
1616Swift1.00%+0.02%
1726changeRust0.97%+0.47%
1818R0.97%+0.02%
1920changeRuby0.95%+0.30%
2034changeKotlin0.90%+0.59%

目次

KotlinがTIOBE Indexトップ20に再登場

先月、Julia がTIOBEインデックスのトップ20に史上初めて入りました。今月、Julia は再び脱落し、Kotlin に取って代わられました。Kotlin はまた有望な言語です。すべては2016年に、JetBrains社による Kotlin 言語の最初の公式リリースから始まりました。大きな進歩はすぐに起こりました。最初のリリースから1年後の2017年に、Google は Android 向けに Kotlin をファーストクラスのサポートすると発表しました。Java(従来のAndroid向け言語)は冗長すぎると考えられていたため、Kotlin の人気は当時1%まで上昇し、TIOBEインデックスのトップ20の位置まで上昇しました。この最初の宣伝の後、Kotlin は安定したコミュニティを構築する必要がありました。これには約5年かかり、現在では2度目のピークを迎えました。現在の Kotlin のファンベースは、はるかに大きくなっているため、より深刻なものとなっています。Kotlin の存在理由は、Java の強力は競争相手であることです。ほとんどすべての面で Java に勝っています。Kotlin に対する主な反論は、Java はより確立された言語であるため、より多くのプログラマー、書籍、トレーニングコース、ライブラリなどがあるというものです。Kotlin が今後数カ月間、トップ20の位置をキープできるかどうか見てみましょう。

— Paul Jansen TIOBE Software CEO

September Headline: Kotlin reenters the TIOBE index top 20

Last month Julia hit the TIOBE Index top 20 for the first time in history. This month Julia is out again, being replaced by Kotlin. Kotlin is yet another promising language. It all started in 2016 with the first official release of the Kotlin language by company JetBrains. The big breakthrough came quickly: in 2017, one year after the first release, Google announced to have first-class support for Kotlin for Android. Since Java (the traditional language for Android) was considered to be too verbose, Kotlin’s popularity rose to 1% and a TIOBE Index top 20 position at that time. After this first hype, Kotlin had to build up a steady community. This took about 5 years, after which it now reached its second peak. The current uprise is more serious because of Kotlin’s much larger fanbase nowadays. Kotlin’s reason for existence is being a fierce competitor of Java. It beats Java on almost all fronts. The main argument against Kotlin is that Java is a more established language thus having more programmers, books, training courses, libraries, etc. Let’s see whether Kotlin can keep its top 20 position the next few months. — Paul Jansen CEO TIOBE Software

TIOBE Index for September 2023

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