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Webサイトへの流入からランディング、コンテンツ、コンバージョン、Web解析までをワン・ストップで監査するWeb Marketing Audit(ウェブ・マーケティング・オーディット)案件で、クライアントが一番困っているのは、Webサイトにトラフィックを集める部分の最適化です。
特に自然検索での流入が少ない場合、ディスプレイ広告やリスティング広告に予算を使って集客を掛けることになりますので、ROI(投資収益率)を最大にすることがよりシビアに求められることになります。
ところが、この部分はレップ任せになってしまっていたりでなかなかうまく行かないという悩みを抱えているクライアントでも、詳細な「Web解析」を行ってみることで問題の解消ができるケースも多いのです。
そこで問題を簡単に明らかにするための「Web解析のツボ」について述べて行きたいとおもいます。
目次
アクセス解析とWeb解析の違い
「Web解析のツボ」について詳しく解説をする前に、まずは「アクセス解析」と「Web解析」の違いについてまず述べておきましょう。
「アクセス解析」とは、文字通り「ユーザーのWebサイトへのアクセスを解析すること」であり、Web解析とは「アクセス解析ツール等で取得したデータを使って、ユーザーの行動を解析すること」です。
つまり、「アクセス解析」とはうちのサイトはページビュー数がいくら、ユニークユーザー数がいくら、というような「データ集計作業」のみで分析が終わっている状態です。
これに対して、「Web解析」はどういったユーザーがどこからやってきて、どのページをどういった順番で見て、なぜ離脱をしたのか、というようにユーザーの行動を把握することを目的としています。
アクセス解析ツールを使って解析を行う最終ゴールは、SEMやSEO、Webサイトの改善に役立てることですので、アクセス解析ツールで表示される数字だけを見る「アクセス解析」で終わってしまうと、「アクセス解析ツールを見るのは時間は無駄」、「アクセス解析ツールは導入しただけ」、「画面を眺めているだけ」、「数字を見ているだけ」という事態に陥りやすく、その結果「アクセス解析ツールは使えない」ということになってしまいます。
「アクセス解析」は、現状を把握するために行うことを認識し、「Web解析」は、Webサイトの改善のために行うことを認識すると、アクセス解析ツールで表示される「ページビュー数」、「セッション数」という数値だけに一喜一憂することはなくなります。
「生身の人間」がアクセスしていることを理解する
「Web解析」とはデータを分析する作業ではなく、医者が聴診器で悪い所を探して治療を行うように、ユーザーを深く理解して診断を行い改善施策を実施・検証して初めて完結するものです。
確かに「アクセス解析」だけをやっているだけではデータの分析でしかありませんが、実際のWebサイトにアクセスしてくるユーザーは「生身の人間」です。
そのため、取得されるデータはそういった一人一人の人間の行動が合わさることによって数字として表示されているのです。
ですから、我々が「Web解析」と呼ぶものは、一人一人のユーザーを深く理解し、その人たちが何を望み、何を提供できるかを考える事なのです。
また、Webサイトを改善するためには、「どこからどうやってユーザーを集めればいいだろう?」、「どうやってWebサイトに満足してもらえばいいだろう?」「どうやれば目的のページまでユーザーを導けるだろう?」というように、ユーザーの具体的な行動をイメージしながらデータを見ることが必要です。
Web解析の基本は「比較」
「アクセス解析」と「Web解析」の違いやユーザーを理解する重要性について前段で述べましたが、Web解析の基本は「比較」により変化を読み取ることです。
例えば、サイトをリニューアルした、広告を打った、記事を更新した、というように 何らかの施策を打った前と後を比較することが、「アクセス解析」から「Web解析」に進むための第一歩です。
アクセス解析ツールの見方が解らない場合でも、「比較」することでデータに違いが出ていれば何らかの変化を読み取る事が出来ます。
そのため、Google Analyticsに代表されるアクセス解析ツールのデータを施策実施前と施策実施後を比較して、どこが増えたのか、どこが減ったのか、という数値の変化を確認して見ることから始めましょう。
なぜデータに変化が出るのか?
これは、アクセス解析ツールから出たデータの先に、一人一人違うユーザーが居ると理解できれば簡単にわかります。
それは、「アクセスしてくる人が変わった」からです。
人はそれぞれ性格も嗜好も異なりますので、一人一人を比較するとそれぞれは全く違う行動を取っていますが、人の性格が数日経っただけで大きく変わることはあまりありませんし、ましてや人の性格を外から変えさせることは大変難しいものがあります。
これはWebサイトでも同様ですので、今まで「A」という行動を示していたデータが「B」という行動をとるようになった場合、Webサイトに来るユーザーが「A」と「B」では変わった、ということを示しています。
Webサイトをリニューアルすることでユーザーの行動が変わった場合も、いままでアクセスしなかった人がアクセスするようになった、という「アクセスしてくる人が変わった」と認識する方がいいでしょう。
具体的な事例で見てみましょう。
「広告を打ったことでページビューが増えたがコンバージョンが上がらない」というケースの場合、広告出稿前と広告出稿後では新規ユーザー数、リピートユーザー数の割合や滞在時間、ページ巡回数等に変化が出ているはずです。
これは、広告からの流入が増えたことで、既存の流入経路から入ってくるユーザーだけでなく、広告媒体からの流入してきたユーザーという今までとは違うユーザーがアクセスするようになったからです。
つまり、広告を打った前と打った後では「アクセスしてくる人が変わった」ということです。
人を理解する事を楽しむ
このように、アクセス解析ツールのデータはユーザーの行動の結果が如実に反映されるものであり、「Web解析とは人を理解すること」だと考えると「Web解析」が非常に楽しくなってきませんか?
次回はデータを更に掘り下げる事で、より詳しくユーザーの理解を深めて行くための方法を述べて行きたいと思います。
IT EVANGELIST.NETでは、デジタル・マーケティングの構築・運用に関して客観的な視点で監査を行うDigital Marketing Audit(デジタル・マーケティング・オーディット)、Webサイトへの流入からリーチ、ストラクチャー、コンテンツ、ゴール、評価までをワン・ストップで監査するWeb Marketing Audit(ウェブ・マーケティング・オーディット)のサービスを提供しております。
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