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新規のWebサービス立ち上げやECサイト構築、システム構築を依頼してきたクライアントによく聞かれる質問で、「ASP、オープンソース、パッケージ、フレームワーク、フルスクラッチのどれを採用するのが望ましいでしょうか?」というものがあります。
以前、5つのECサイト構築方法と失敗しない選び方という記事では、「ECサイトの構築・運用を踏まえた設計が重要」であり、実現したいゴールから導入すべきシステムを想定するというお話をしました。
また、Webコンサルティング、ITコンサルティングの対象となる課題には3つの導入段階があるでは、課題については霧、水、氷の三段階があって、どのレベルかによって取り組むコンサルティング内容やコスト、期間が変わってくるというのもご説明しました。
今回はある程度作るべきものが見えてきている段階において、ASP、オープンソース、パッケージ、フルスクラッチといった手法からたった3つの質問でどれが望ましいのかを判別する方法を見てみましょう。
目次
3つの質問
その問いかけるべき3つの質問とは、ゴール、機能、予算の3つです。
1.実現したいサービスやシステムのゴールはなんですか?
一つ目の質問は、「実現したいサービスやシステムのゴールはなんですか?」というもの。
コンサルティングを依頼してくるお話で、「自社商品を販売するECサイトを構築したい」、「自社企業のWebサイトをリニューアルしたい」というように、実現したいサービスについてお話をするクライアントは数多くあります。
ただ、実現したいサービスやシステムの具体的なターゲットに思いを馳せて、そのサービスやシステムを誰に、どのような形で使っていただきたいと考え、それによりどういったことを解決したい、という「明確なゴール」を持っている企業は大変少ないのが現実です。
しかし、「ECサイト」と言っても、ただ単にユーザーへの提供窓口の一つとして商品を販売できる窓口を作りたい、というものから、ECサイトで全く新たなブランドイメージを伝え、Webサイトでの体験も含めて販売するものまで、範囲は広く実現したいゴールによってスタート時に必要な機能も変わります。
もちろん、クライアントに対してコンサルティングを行う事によりこの「ゴール」を明確にしていくケースも数多くありますが、この部分に対してクライアントの担当者が「他人事」になっていると、必要な要件が決まらず総花的な仕様になりがちです。
そのため、構築するサービスやシステムで「何を実現したいのか?」を明確にする事は大変重要で、これが決まると実現するための手法が絞り込めます。
また、ゴールが決まっても、それを最初から一気に実現しようとするのか、段階を踏んで少しずつ達成するのかによっても大きく変わりますので、ゴールについては実現までのロードマップを含めて検討が必要です。
2.実現したいゴールのためには、どういった機能を、どのように実現しますか?
次に考えるべきは、「実現したいゴールのためには、どういった機能を、どのように実現しますか?」というものです。
上で決めた「ゴール」が例えば、「ガラス細工を販売するECサイトを構築」する場合で見てみましょう。
この場合に必要なシステムと言えば主なものは、ECサイト機能です。
しかし、一言でECサイト機能といっても、実際に商品を販売するまでの業務フローを考えてみると、ECサイトに商品を掲載して販売し、ユーザーの手元まで届くまでだけ見ると、ざっくり以下のフローを経ることが想定されます。
- ECサイトに掲載する商品写真撮影
- 商品詳細の作成
- 商品写真の加工・修正
- ECサイトへ商品写真と商品詳細の掲載
- 商品発送のためのピッキング、パッキング
- 配送業者への配送手配、商品出荷
- 発送案内の送付
この業務フローの中で、ECのシステムが使われるのは、通常4の「ECサイトへ商品写真と商品詳細の掲載」と7の「発送案内の送付」で、それ以外の業務はECサイトのシステムとは関係がなく、人力で行う必要があります。
また、実際のECサイトの運用においては、これ以外にも季節毎やイベントなどでのプロモーション業務、リスティング運用、Web解析業務、商品を入れておく倉庫の在庫管理や出荷管理業務、決済手段毎の入金確認や仕入先への支払い業務などもあります。
このように、ECサイトの場合には、一つの事業と言える業務フローを想定する必要があるため、その中でシステムはどの機能を担う事が求められ、人が対応する部分はどのように運用を行なっていくのかを考えると、自ずと必要な機能が定まり、実現するための手法が絞り込まれます。
3.予算はどこまで用意していますか?
最後は、事業における予算です。
ゴールと機能が決まると、採用する手法が絞り込まれますが、構築段階だけでなく運用においても予算がなければ実現できないものも多数あるために、どれだけの費用が使えるかは判断において大変重要です。
ただし、必要とされる機能が非常に複雑で独自なものであるのに、最初から全くかけ離れた予算しか用意していないケースは論外ですが、必要とされる機能を全てシステムで完結するのではなく、機能面で足りない部分は人力や運用でカバーできるケースも数多くあります。
そのため、ゴールと機能と予算を提示した後は、経験豊富なコンサルタントに相談をして実現手法を探るのが望ましいところです。
システムだけで検討せず業務フローと共に検討する
今回はある程度作るべきものが見えてきている段階において、ASP、オープンソース、パッケージ、フルスクラッチといった手法をどのように選べてばいいのかを見てきましたが、3つの質問に答えられるとそれに最適な開発手法の検討ができます。
そこからは、ゴールを実現するために必要な業務フローをまとめ、それを実現するためには最低限どんな機能が必要か検討し、またどうやって実現するを検討することで、経験が豊富なコンサルタントであれば予算に見合った最適な開発手法の選択をおこなうことができます。
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