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2015年12月8日にWordPress 4.4 “Clifford”がリリースされました。
WordPress 4.4 “Clifford”
WordPress 4.4 “Clifford”日本語版
目次
変更点
Twenty Sixteen の導入
新しいデフォルトテーマ、Twenty Sixteenが用意されました。
レスポンシブWebデザイン対応で、ヘッダー画像及び背景画像の変更、背景色、ページ背景色、リンク色、メインのテキストカラー、サブのテキストカラーを管理画面で変更等を、管理画面の「外観 > カスタマイズ」で行えます。
レスポンシブ画像
レスポンシブ・イメージの仕様策定や普及に努めているRICG(Responsive Images Community Group)が公認したRICG Responsive ImagesというPluginで用意されていた機能が、WordPres 4.4ではWordPressコアに組み込まれ、デフォルトで有効化されました。
詳しくは、river:WordPressでレスポンシブ・イメージの自動化を可能に。RICG公認プラグインが公開や、SlideShare:レスポンシブ・イメージのWordPressへの実装と4.4をご覧いただければと思いますが、レスポンシブ・イメージの解像度対応が自動で行えるようになりました。
エンベッド(埋め込み)機能
他の WordPress サイトに投稿を簡単に埋め込めるようになりました。
エディターに投稿の URL を入れるだけで、設定したタイトル、抜粋、アイキャッチ画像を備えた埋め込みプレビューがすぐに表示され、サイトアイコンやコメント・共有用リンクも以下のように含まれて表示されます。
また、URLから簡単に埋め込み用コードを取得できる、oEmbed プロバイダとして、Cloudup、Reddit コメント、ReverbNation、Speaker Deck、VideoPressの5つが追加されました。
開発者向けの変更
開発者向けには、以下の機能が実装されたようですが、このあたりはコードリファレンスを読んでいただいた方が良さそうです。
- REST API のためのインフラがコアへ統合
- ポストメタのターム版であるタームメタの追加
- コメントクエリのパフォーマンス改善のためキャッシュ処理が実装
- ターム・コメント・ネットワークのオブジェクト作成
レスポンシブ画像対応が一番大きい
こうしてみると、レスポンシブ画像に対応した事が今回の一番大きな変更点だと思われます。
これは、昨今のモバイルファーストの流れを受けて、WordPressもこの辺りに注力していくという事を示しているのでしょう。
今回のアップデートは手動で行う必要がありますので、こちらの機能を使いたい方は、ダッシュボードよりアップデートを行ってください。
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