Google Analyticsの言語に表示されるCongratulations to Trump and all americans等のスパムをフィルタする

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ここのところ、Google Analyticsの言語表示欄に様々なスパムが入ってきています。

「Secret.ɢoogle.com You are invited! Enter only with this ticket URL. Copy it. Vote for Trump!」、「Vitaly rules google ☆*:。゜゚・*ヽ(^ᴗ^)ノ*・゜゚。:*☆ ¯\_(ツ)_/¯(ಠ益ಠ)(ಥ‿ಥ)(ʘ‿ʘ)ლ(ಠ_ಠლ)( ͡° ͜ʖ ͡°)ヽ(゚Д゚)ノʕ•̫͡•ʔᶘ ᵒᴥᵒᶅ(=^ ^=)oO」、「o-o-8-o-o.com search shell is much better than google!」、「Google officially recommends o-o-8-o-o.com search shell!」、「Congratulations to Trump and all americans」といくつかありますが、これらはページタイトルや言語、参照(リファラ)の記録を偽装された状態でアクセスが行われています。

目次

アクセスしてくる国とリファラー

TrumpやAmericaと書いてありますが、アクセスしてくる国を見ると、ロシアが殆ど。

また、リファラーを見ると色々と偽装されていますが、注意すべきなのは「Secret.ɢoogle.com」や「lifehacĸer.com」となっているもの。

これは、「google.com」や「lifehacker.com」といった有名なWebサイトではなく、gの字が異なる「ɢ」となっている、kの部分がキリル文字のĸになっている、というように全く別のWebサイトになっています。

フィルタをかけて除外

これらのスパムはフィルタで削除できますが、これを毎回、一つずつフィルターに登録していくのは大変です。

そこで、こちらのOhow.co:Language Spam in Google Analytics? Prevent it with a Quick Filterで解説されていた方法でフィルタを作成します。

However, some may get through, so I created the following filter with an expression that will prevent any weird message that is not a proper language.

抄訳:しかしながら、いくつかは通過する可能性があるので、正しい言語ではない変なメッセージを防ぐフィルタを作成しました。

1.すべてのフィルタを選択

Google Analytics管理画面の上部にあるメニューから管理をクリックして、設定したいアカウントを選択し、「すべてのフィルタ」をクリック。

2.フィルタを追加

「すべてのフィルタ」画面で、「+フィルタを追加」をクリック。

3.フィルタを設定

「ビューにフィルタを追加」画面で、フィルタを追加します。

まず、フィルタ名に適当なものを入れ、フィルタの種類は「カスタム」、「除外」を選択し、フィルタフィールドは「言語設定」、フィルタパターンには以下の文字列を入れます。

\s[^\s]*\s|.{15,}|\.|,

後は、適用したいビューにフィルタを適用して、保存するだけです。

アクセス数が水増しされるので早めの対策を

スパムを送りつけてくる所の目的は、自分のWebサイトにトラフィックを誘導する事がほとんどですが、アフィリエイト目的など、他の理由があるかもしれません。

しかし、Webサイトを運営する側としては、スパムが大量に来てアクセス数が大幅に水増しされてしまうと、正しい解析が行えなくなってしまいます。

そのため、できるだけ早目に対応をする事をお勧めします。

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