越境ECに対応したECサイトが構築できるCS-CartとMulti-Vendorの4.9.1がリリース

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2018年10月11日に、CS-CartとMulti-Vendorの4.9.1がリリースされました。

このマイナーリリースの主な目的は、過去のバージョンに影響を与えずに新しい機能を導入することです。

変更の全リストについては、Changelog(英語)を参照してください。

CS-Cart&Multi-Vendor 4.9.1
CS-Cart&Multi-Vendor 4.9.1

Meet CS-Cart & Multi-Vendor 4.9.1 with New Management Tools

目次

商品リスト編集の改善(CS-CartとMulti-Vendor)

商品リストは再度改善がされました。

最初に気づくのは、商品の隣にあるチェックボックスが消えていることで、商品をクリックすれば選択ができ、デスクトップ上のファイルやフォルダと同じように、Shiftキーを押しながら複数の製品を選択したり、選択を解除することができます。

商品が選択されると、上部にメニューが表示され、さまざまな操作を実行できます。

商品のすべて、なし、有効、無効、非表示の商品を選択

商品のすべて、有効、無効、非表示の商品だけを一括で選択することができます。

選択した商品にカテゴリを追加または削除

他のカテゴリに影響を与えることなく、一度に複数の製品にカテゴリを追加する最速の方法です。

選択した商品の価格、定価、数量を増減

価格、通常価格を通貨、割合で増減でき、在庫数についても数量を入れる事で増減ができます。

選択したすべての商品のステータスを一度で変更

商品のステータスをactive(有効)、disabled(非表示)、hidden(無効)に変更可能。

編集対象フィールドの選択画面

編集対象フィールドの選択画面を使って、編集する他のプロパティを選択できます。

選択した商品のコピー、エクスポート、削除

選択した商品のコピー、エクスポート、削除ができます。

Google経由で管理者パネルにサインイン(CS-CartとMulti-Vendor)

Google経由のバック・エンド・サインインと呼ばれる新しいAdd-on(アドオン)では、標準のログイン(ログイン+パスワード)をGoogle経由の認証に置き換えることができます。

デメリットは、すべての管理者が自分のアカウントに関連付けられたGoogleのメールアドレスを必要とすることですが、以下のメリットがあります。

  • 管理画面に入るのが簡単になります。Googleアカウントにログインして管理パネルのURLにアクセスした場合、数回のクリックだけでログインができます。
  • 管理画面がより安全になります。Googleの2段階認証プロセスでは、管理者のメールアカウントと、管理者画面を保護します。

Multi-Vendorでは、このAdd-on(アドオン)はマーケットプレイスの管理者にのみ適用され、出店者(Vendor)の管理者には影響を与えません。

定額割合での手数料(Multi-Vendor)

マーケットプレイスでは、設定された注文数に対して割合で取引手数料を請求することができましたが、Multi-Vendor 4.9.1以降では、各注文数から割合、固定金額、割合+固定金額の中から手数料を設定することができます。

出店者(Vendor)登録フォームの設定(Multi-Vendor)

いままでは、出店者(Vendor)申請するフォームの修正には、テンプレートファイルを見つけてフィールドを追加または削除するコードを修正する必要がありましたが、管理→プロファイルフィールドページで編集ができるようになりました。

ここで、出店者(Vendor)登録フォームに表示されるフィールドを追加、編集、および削除でき、プロファイルフィールドと同様に、必要なフィールドの一部を作成することができます。

出店者(Vendor)の利用規約は、現在はプロファイル項目ですので、出店者(Vendor)は、 設定→Vendor から削除された利用規約の設定に同意している必要があります。

ECサイトの公開と閉鎖の新しい方法(CS-Cart)

CS-Cartでは、複数のECサイトを持つことができますが、ECサイトが公開されていても閉鎖されていても変化がわかりませんでしたが、ECサイトを閉鎖するには、 設定→一般 に移動してページの左上隅の店頭を選択して[店頭を閉じる]チェックボックスをオンにする事で行えるようになりました。

CS-Cart 4.9.1では、ECサイトのリストを改善され、どのECサイトが公開されているか、閉鎖されているかがはっきり分かるようになりました。

ワンクリックでECサイトを公開することもでき、各ECサイトの編集ページに行くと、ECサイトが閉じていてもそのECサイトにアクセスする方法がわかります。

その他の改善点

CS-CartとMulti-Vendor 4.9.1のサポートされたPHPバージョンは5.6で、旧バージョンのPHPを使用している場合にはアップグレードができません。

コメントとレビューのAdd-on(アドオン)に複数の改善

  • Add-on(アドオン)設定は、新しく作成された商品、ページ、および出店者(Vendor)のレビューをデフォルトで有効/無効に設定できるようになりました。
  • 商品を購入していない人でもその商品のレビューを残すことができます。
  • コメントとレビューは現在、商品でコピーされなくなりました。 コピーは主に既存の商品に基づいて異なる商品を作成するために使用されているためです。

古い管理画面のAdd-on(アドオン)は非推奨

新しい機能追加やバグフィックスは行われず、バージョン4.10.1からは完全に削除されます。
そのため、新しい管理画面は4.9.1へのアップグレード後に自動的に有効になります。

古いブラウザのサポート停止

Internet Explorer 11やWindows Phoneのブラウザ、17.17より前のMicrosoft Edge、Android 6以前の標準ブラウザ、10.3より前のiOSでのSafariなどの古いブラウザは、JavaScriptが利用できないためサポートをやめています。

管理画面は、Chrome、Firefox、Safari(iOSの場合は&Safari)、Edge、Android用Chrome、Samsung Internet、その他モバイルデバイス向けChromiumベースの最新の安定版を引き続きサポートします。

これは、ユーザーには違いは見えませんが、管理者は新しいブラウザに移動する必要があります。上記のブラウザから管理画面へのアクセスを制限することはしませんが、管理画面が正しく機能していない可能性があります。

OneKPay支払いプロセッサーとの統合は、別のAdd-on(アドオン)として追加

PayPal PaymentsAdd-on(アドオン)は、インドルピーを主要な通貨としてサポート開始

管理画面からアップデートが可能

バージョン4.9.1へのアップグレードは、管理画面のアップグレードセンターですでに利用可能ですが、最初の数日間は、利用可能なアップグレードの数を制限し、先着順で提供されます。

アップグレードセンターでアップグレードが表示されない場合は、後日または数日後にもう一度お試しください。

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