Amazon LightsailでWordPressを立ち上げてUnixBenchでベンチマークをしてみた

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GMOクラウド VPSをUnixBenchでベンチマークをしてみた安価なVPSのVultr VC2の契約をしてUnixBenchでベンチマークまでやってみたVultrのHigh Frequency ComputeにCentOS 8をインストールしてUnixBenchまで行ったと、いままでも様々なVPSを使ってきましたが、AmzonのAWSにもAmazon LightsailというVPSがあります。

今回、このAmazon Lightsailを使ってWordPressのサーバを立ち上げてみて、いつも通りUnixBenchを使ってスコアを計測してみました。

目次

Amazon Lightsailとは?

Amazon Lightsailとは、AmazonのAWS(Amazon Web Service)が提供しているVPS(Virtual Private Server:仮想プライベートサーバー)です。

Amazon Lightsail
Amazon Lightsail

AWSで今まで提供されていたAmazon EC2などのサービスは、いくつかの機能を組み合わせて使う前提となっており、様々な機能を柔軟に利用できる反面、以前に比べればかなり簡単に見積が出来るとはいえ、どのように組み合わせて使うかを考えるのが面倒な点もあります。

これに対し、Amazon Lightsailは予めWebサイトやWebサービスに必要なサーバだけでなく、OSやアプリケーション、ソフトウェアまでセットで提供されますので、クラウドサービスに慣れていない人でも簡単にWebサイトやWebサービスを立ち上げることができます。

無料枠

Amazon Lightsailは、AWSで用意されているAWS 無料利用枠と同様、無料枠があります。

ただし、無料枠で利用できるのは最小のプランだけで、以下の制限があります。

  • 30 日間無料 (750 時間/月)
  • Linux/Unix を使用する場合は、3.50 USD の Lightsail プランを 1 か月間無料でお試しいただけます
  • Lightsail for Microsoft Windows Server を使用する場合は、8 USD のプランを 1 か月間無料でお試しいただけます

また、無料枠でもデータ転送量がプランの規定を超えると追加料金が発生するのと、独自ドメインを使う場合には静的IPアドレスを付与しないとなりませんが、この静的IPアドレスだけは無料ではないので注意が必要です。

無料利用枠で利用するインスタンスの数は制限されていませんので、インスタンスを立ち上げて単体で1カ月だけテストする分には、無料で使えるのは便利です。

月額の料金が固定

Amazon Lightsailは、月額の料金が固定になっており、料金プランは最小プランが月額3.5ドル(Linux/Unix)から、とお財布にも優しくなっています。

月額の料金は月次料金、メモリ(GB単位)、処理中(CPU数)、ストレージ(SSD容量:GB単位)、転送(データ転送量:TB単位)で選択ができ、静的IPアドレスも含まれていますので、この金額だけでWebサイトやWebサービスに利用ができる、非常にわかりやすいサービスです。

また、プラン毎に最大のデータ転送量は決まっていますので、規定量を超過すると追加料金がかかるのは無料枠と同様です。

インスタンスの停止でも課金される

Amazon EC2は、サーバを停止している間は課金されません。

しかし、Amazon Lightsailはインスタンスを停止していても課金が行われますので、課金を止めたい場合にはインスタンスを削除するしかありませんが、これはVultrなどの他のVPSも同様です。

そのため、必要な時だけサーバを動かしてコストを削減したい、といった場合にはAmazon EC2の方が望ましい場合があります。

Amazon LightsailからAmazon EC2への移行には、インスタンスのスナップショットを作成して移行することができます。 

エクスポートされた Lightsail インスタンスから作成された Amazon EC2 インスタンスには、異なる IP アドレスが割り当てられます。

AWS:Linux を実行する Lightsail インスタンスを Amazon EC2 にエクスポートする方法を教えてください。

サーバのスペック変更はインスタンスに変更が必要

Amazon Lightsailでは、サーバのスペック変更をしたい場合、スナップショットを作成して別のインスタンスを作成する必要があり、Vultrのように管理画面だけでアップグレードはできません。

Lightsailプランをより大きなインスタンスにアップグレードするには、スナップショットを撮り、スナップショットから大きなインスタンスを作成します

AWS:Lightsail プランを変更するにはどうすればよいですか?

Amazon Lightsailにログイン

Amazon Lightsailを利用するには、AWS(Amazon Web Service)のアカウントが必要です。

AWSにサインアップかログイン

AWSにサインアップ
AWSにサインアップ

Amazon Lightsailにある「Lightsailを無料で使用開始」をクリックすると、サインアップの画面になりますので、新規でアカウントを作成する場合には、メールアドレスなどの情報を入れて進みます。

私はAWSでアカウントを既に作っていますので、サインインから進みました。

AWS サインイン
AWS サインイン

ルートユーザーのメールアドレスを入れて「次へ」をクリック。

AWS セキュリティチェック
AWS セキュリティチェック

セキュリティチェックの入力をして「送信」ボタンをクリック。

AWS ルートユーザーサインイン
AWS ルートユーザーサインイン

ルートユーザーサインインでメールアドレスとパスワードで「サインイン」ボタンをクリック。

AWS マネジメントコンソール
AWS マネジメントコンソール

AWS マネジメントコンソールが開くと、コンピューティングの中にEC2の下にAmazon Lightsailがありますので、これをクリック。

Amazon Lightsail言語選択
Amazon Lightsail言語選択

言語選択になるので、日本語を選択。

Amazon Lightsailへようこそ
Amazon Lightsailへようこそ

「Lightsailへようこそ」のポップアップが出ますので「では、始めましょう」をクリック。

インスタンスの作成

「インスタンスを作成する」画面になりますので、必要な設定を選択します。

インスタンスロケーションの選択

インスタンスロケーションをクリックすると、利用するローケーションが選べます。

通常は東京でいいと思いますが、越境ECなどではロケーションを現地のものにするのがいいでしょう。

アベイラビリティーゾーンも選択ができます。

アベイラビリティーゾーンは、物理的に独立した独自のインフラストラクチャで実行されているデータセンターの集合です。

Amazon Lightsailでのリージョンとアベイラビリティーゾーン
リージョンの選択
リージョンの選択

今回は東京のゾーンAで選択。

インスタンスイメージの選択

インスタンスイメージの選択には、プラットフォームの選択と設計図の選択があります。

プラットフォームと設計図の選択

プラットフォームは、Lunux/UnixとMicrosoft Windowsから選べます。

プラットフォームの選択
プラットフォームの選択

Linux/Unixで「OSのみ」を選択した場合には、現時点でAmazon Linux 2からUbunts、Debian、FreeBSD、openSUSE、CentOSが選べます。

設計図の選択:Linux/Unix
設計図の選択:Linux/Unix

Microsoft Windowsで「OSのみ」を選択した場合には、現時点でWindows Server 2019、Windows Server 2016、Windows Server 2012 R2が選べます。

設計図の選択:Microsoft Windows
設計図の選択:Microsoft Windows

「アプリ+OS」を選ぶと、Linux/Unixでは現時点だとWordPressやLAMP環境、Node.js、Joomla、Magento、MEAN、Drupal、GitLab CE、Redmine、Nginx、Ghost、Django、PrestaShop、Plesk Hosting Stack on Ubuntu、cPanel&WHM for Linuxがインストールできます。

設計図の選択:Linux/Unix
設計図の選択:Linux/Unix

「アプリ+OS」を選ぶと、Microsoft WindowsではSQL Server 2016 Expressがインストールできます。

「アプリ+OS」でWordPressなどのアプリケーションを選んだ場合には、OSを選ぶことはできません。

WordPressを入れた場合、Linux/Unix (Ubuntu) がインストールされます。

設計図の選択:Microsoft Windows:アプリ+OS
設計図の選択:Microsoft Windows:アプリ+OS

今回は、WordPress 5.6.1-1を選択します。

WordPress Certified by BitnamiおよびAutomatic 5.6.1-1
WordPress Certified by BitnamiおよびAutomatic 5.6.1-1

WordPress 5.6.1-1を選択すると、「WordPress Certified by BitnamiおよびAutomatic 5.6.1-1」のメッセージが表示されます。

その下では、起動スクリプトの追加やSSHキーペアの変更も行えます。

インスタンスプランの選択

インスタンスプランの選択では、月次料金やメモリ、処理中、ストレージ、転送で並べ替えてプランが選択できます。

「インスタンスを確認」では、インスタンス名を設定しますが、これはインスタンスの判別ができる名前を付けます。

全ての設定が決まれば、「インスタンスの作成」ボタンをクリック。

Amazon Lightsail ホーム
Amazon Lightsail ホーム

すぐに、インスタンスが立ち上がってAmazon Lightsailのホームが開きます。

IPアドレスの静的化

Amazon Lightsailは、インスタンスを立ち上げるとパブリックIPアドレスが付与されますが、インスタンスを停止や再起動するたびにIPアドレスが変わってしまいます。

そのため、独自ドメインを設定するには、静的IPアドレスを別で設定する必要があります。

ネットワーキング

Amazon Lightsailのホームで「ネットワーキング」をクリック。

ネットワーキング
ネットワーキング

左上にある「静的IP」にある「静的IPの作成」ボタンをクリック。

静的IPアドレスの作成
静的IPアドレスの作成

「静的IPアドレスの作成」になりますので、「インスタンスへのアタッチ」で先ほど設定したインスタンスをプルダウンで選択。

静的IPアドレスの作成:インスタンスへのアタッチ
静的IPアドレスの作成:インスタンスへのアタッチ

静的IPの指定で、リソース名を設定し、「作成」ボタンをクリック。

静的IPアドレスの作成:インスタンスへのアタッチが完了
静的IPアドレスの作成:インスタンスへのアタッチが完了

これで、基本的な設定は完了です。

WordPressの設定

先ほど設定した静的IPアドレスを、ブラウザのURL入力ボックスに http://静的IPアドレス/ 入れると、WordPressのユーザー側画面が表示されます。

WordPress:Hello world!
WordPress:Hello world!

また、ブラウザのURLボックスに http://静的IPアドレス/wp-admin/ を入れるとWordPressの管理画面が開きます。

WordPressのパスワードを確認

Amazon Lightsailのホームに表示されるインスタンスにあるターミナルのアイコンをクリック。

ターミナルのウィンドウが立ち上がります。

ターミナルで以下のコマンドを入力します。

cat bitnami_application_password

WordPressの初期パスワードが表示されるので、パスワードをコピーして保存して、先ほどのWordPress管理画面に入力します。

この際のユーザーIDは、user になります。

WordPressの管理画面
WordPressの管理画面

bitnamiロゴの削除(非表示)

Amazon LightsailでインストールしたWordPressの管理画面の右下には、bitnamiのロゴが表示されています。

bitnamiのロゴ
bitnamiのロゴ

これを消すには、ターミナルで以下のコマンドを入力します。

sudo /opt/bitnami/apps/wordpress/bnconfig --disable_banner 1
sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache

UnixBenchのインストール

Amazon LightsailでWordPressのインストールを選択した場合、OSはDebian GNU/Linuxになります。

UnixBenchのインストールは apt-get を使って以下のように行います。

sudo apt-get update
sudo apt-get -y install git build-essential
git clone https://github.com/kdlucas/byte-unixbench
cd byte-unixbench/UnixBench
make
./Run

UnixBenchの結果

実際にUnixBenchで測定した結果がこちら。

Systemのドメイン名は今までと同様消しています。

========================================================================
    BYTE UNIX Benchmarks (Version 5.1.3)
  
    System: ip-XXXXXXXXXX: GNU/Linux
    OS: GNU/Linux -- 4.19.0-14-cloud-amd64 -- #1 SMP Debian 4.19.171-2 (2021-01-30)
    Machine: x86_64 (unknown)
    Language: en_US.utf8 (charmap="UTF-8", collate="UTF-8")
    CPU 0: Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2676 v3 @ 2.40GHz (4800.0 bogomips)
           Hyper-Threading, x86-64, MMX, Physical Address Ext, SYSENTER/SYSEXIT, SYSCALL/SYSRET
    09:10:12 up 52 min,  1 user,  load average: 0.09, 0.03, 0.00; runlevel 2021-05-22
 
 Benchmark Run: Sat May 22 2021 09:10:12 - 09:38:08
 1 CPU in system; running 1 parallel copy of tests
 Dhrystone 2 using register variables       33697810.0 lps   (10.0 s, 7 samples)
 Double-Precision Whetstone                     5351.5 MWIPS (9.1 s, 7 samples)
 Execl Throughput                               3900.8 lps   (30.0 s, 2 samples)
 File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks        568108.9 KBps  (30.0 s, 2 samples)
 File Copy 256 bufsize 500 maxblocks          145793.4 KBps  (30.0 s, 2 samples)
 File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks       1785596.7 KBps  (30.0 s, 2 samples)
 Pipe Throughput                              697068.0 lps   (10.0 s, 7 samples)
 Pipe-based Context Switching                 202220.8 lps   (10.0 s, 7 samples)
 Process Creation                              11178.1 lps   (30.0 s, 2 samples)
 Shell Scripts (1 concurrent)                   7871.1 lpm   (60.0 s, 2 samples)
 Shell Scripts (8 concurrent)                   1021.8 lpm   (60.0 s, 2 samples)
 System Call Overhead                         394754.1 lps   (10.0 s, 7 samples)
 System Benchmarks Index Values               BASELINE       RESULT    INDEX
 Dhrystone 2 using register variables         116700.0   33697810.0   2887.6
 Double-Precision Whetstone                       55.0       5351.5    973.0
 Execl Throughput                                 43.0       3900.8    907.2
 File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks          3960.0     568108.9   1434.6
 File Copy 256 bufsize 500 maxblocks            1655.0     145793.4    880.9
 File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks          5800.0    1785596.7   3078.6
 Pipe Throughput                               12440.0     697068.0    560.3
 Pipe-based Context Switching                   4000.0     202220.8    505.6
 Process Creation                                126.0      11178.1    887.2
 Shell Scripts (1 concurrent)                     42.4       7871.1   1856.4
 Shell Scripts (8 concurrent)                      6.0       1021.8   1703.0
 System Call Overhead                          15000.0     394754.1    263.2
                                                                    ========
 System Benchmarks Index Score                                        1062.7

VultrのHigh Frequency ComputeにCentOS 8をインストールしてUnixBenchまで行ったで計測したVultrの結果と比較したものがこちら。

サービス名OSCPUストレージメモリUniuxBenchスコア
Amazon Lightsail
3.50 USD
Debian 4.19.171-2仮想1コア20GB SSD512 MB1,062.7
Vultr High Frequency Compute
CPU:1CPU メモリ:1024 MB
32 GB SSD
CentOS 8.2仮想1コア32GB SSD1GB1,107.2

CPUは同じですが、メモリが半分でVultrのHigh Frequency Computeとあまり遜色ないスコアが出ていますので、コスパはいいようには思います。

free -m
               total        used        free      shared  buff/cache   available
 Mem:            478         214          23          57         240         194
 Swap:           634         257         377

念のためfreeコマンドを叩くと、Swapも設定されています。

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