越境ECに対応したECサイトが構築できるCS-CartとMulti-Vendorの4.9.3がリリース

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2019年2月7日に、CS-CartとMulti-Vendorの4.9.3がリリースされました。

CS-Cart 4.9.3は、小さな変更や修正のパッチリリースです。

変更の全リストについては、Changelog(英語)を参照してください。

CS-Cart 4.9.3

目次

4.9.3の主な変更点

最も重要な変更点は、以下になります。

Google reCAPTCHA対ボット保護回避

一部の国(中国、コンゴ、イラン)では、Googleがブロックされているため、 これまではECサイトでGoogle reCAPTCHAによる対ボット保護が有効になっていると、これらの国の顧客がECサイトにアクセスしてきたときに、ボットかどうかが確認できませんでした。

これが、Google reCAPTCHAアドオンの設定で例外の国を指定できるようになりました。これらの国々からの顧客はGoogleがブロックしているかどうかにかかわらず、別の対ボットテストを受けることになります。

Google reCAPTCHAアドオン設定画面

Eメールテンプレートの改良

Eメール通知のエディタを使用すると、ドキュメント(例えば注文の概要など)やスニペット(複数の通知で再利用できる特定の部分)を挿入できます。

今回、すべてのドキュメントの編集ページに、このドキュメントが使用されているEメールテンプレートのリストが表示されるようになり、Eメールテンプレートエディタには、ドキュメントとスニペットの編集ページへのリンクが追加されました。

Eメールテンプレート編集画面

その他改良

通常、CS-CartとMulti-Vendorで商品は、アルファベット順に表示されますが、カテゴリ内の商品を特定の順番で表示することもできるようになりました。

以前のバージョンにはバグがあり、商品を編集して保存した場合、商品の位置はリセットされてしまいましたが、 4.9.3ではこの問題が解決しています。

インストーラの改良

以前はインストーラはPHPがデフォルトで持っていたエクステンションをチェックしなかったため、これらのエクステンションが無効になっているサーバで問題が発生する可能性がありましたが、CS-CartとMulti-Vendorが正しく機能するために必要なすべてのPHPエクステンションがチェックされるようになりました。

Multi-Vendor管理画面の色の変更

Multi-Vendorのベンダー用管理パネルが新しい色になり 、メインの管理パネルの色と同じ色ではなくな ったため、ページがadmin.phpvendor.phpのどちらに属しているかが解りやすくなりました。

新しい色が気に入らない場合は、簡単に元に戻すことができます。インストールされたファイルの中からdesign / backend / css / config_vendor.lessファイルを削除するか、その中のコードをコメントアウトするだけです。 コードをコメントアウトするには、ファイルを開いて先頭に/ *を、末尾に* /を付け、その後は必ずキャッシュをクリアしてください。

管理画面からアップデートが可能

バージョン4.9.3へのアップグレードは、管理画面のアップグレードセンターですでに利用可能ですが、最初の数日間は、利用可能なアップグレードの数を制限し、先着順で提供されます。

アップグレードセンターでアップグレードが表示されない場合は、後日または数日後にもう一度お試しください。

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