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2022年4月20日に、CS-Cart と Multi-Vendor の4.14.3がリリースされました。
Meet CS-Cart and Multi-Vendor 4.14.3 with improved product bundles
これはパッチリリースであるため、以前のバージョンの問題を修正し改善が行われました。
変更の完全なリストは、ドキュメント(英語)をご覧ください。
ここでは、最も重要な変更のみを取り上げます。4.14.3では、「商品バンドル」アドオンの大幅な改善が行われました。
目次
商品バンドルの改善
商品バンドルは、バージョン 4.14.1で追加されたアドオンで、商品を組み合わせた商品のセットを作成して、セット割引を可能にします。
バージョン 4.14.1以降に、アドオンを改善するための多くの提案や機能リクエストを受け取り、改善点のいくつかはバージョン 4.14.2でリリースされました。
バージョン4.14.3では、商品バンドルのさらなる改善が行われています。
- ECサイトでの商品バンドルの表示を改善しました。
- 商品バンドルのあるセクションがより目立つようになり、別の商品タブに表示されなくなりました。
- これにより、商品バンドル内の商品の機能とオプションの選択された値が表示されます。
- 割引の大きさが理解しやすくなりました。
- カートに商品バンドルを追加するのが簡単になりました。
- 「商品バンドル」アドオンのパフォーマンスが向上しました。
現在、CS-Cart は、複数の組み合わせで構成される大きな商品バンドルでもより高速に動作します。たとえば、ECサイトには6枚の衣服の商品バンドルがあります。お客様は、この商品バンドルのサイズと色を選択できます。この場合、CS-Cart のデータベースには、商品バンドル全ての可能な組み合わせではなく、商品バンドルの1つの組み合わせのみが格納されます。そして、バリエーションがデータベース内で可能な組み合わせとリンクされます。 - 商品バンドルの機能とオプションが改善されました。
お客様が機能を選択したときに、商品バンドルから商品画像が正しく表示されるようになりました。
商品に機能とオプションの両方が設定されている場合は、両方の商品バンドルを作成できます。お客様は、商品バンドルにある商品毎に、機能(サイズや色等)またはオプション(追加料金アリ・無し等)を選択できます。
- 商品バンドルの編集に関して権限の改善をしました。
たとえば、以前は商品リストしか表示できなかった営業マネージャーが、商品バンドルから商品の削除ができました。今では、管理者や商品の編集にアクセスできない出品者は、商品バンドルから商品を削除できなくなります。 - 在庫ゼロの商品バンドルの表示を修正しました。
「在庫を追跡」の設定が無効になっている場合、在庫切れの商品バンドルはECサイトに表示され、お客様はこれらの商品バンドルを購入できます。逆に、在庫のない商品がECサイトに表示されていない場合、商品バンドルも非表示になります。
完全に翻訳されたCS-Cartは、世界中ですみやかにスタートができる
CS-Cart は英語で開発をしており、世界中で使用されています。そして世界中の人々は、自分達自身の言語でソフトウェアを利用できることを好みます。幸いなことに、世界中のパートナーやコミュニティがこれらの翻訳を手伝ってくれます。製品を知っている人間による翻訳が最高の翻訳となっています。
しかしながら、このアプローチには欠点があります。たとえば、一部の言語の翻訳は完了していませんでした。我々は、完全に翻訳された CS-Cart のプロジェクトをより早く立ち上げる事が重要であることを理解しています。そのため、世界中のさまざまな言語への翻訳を完了することを検討しています。これには自動翻訳が含まれる場合があります(過去10年間で大幅に改善されています)。ここでの目標は、できるだけ早くECサイトやマーケットプレイスを公開したい人のために、時間を節約することです。
バージョン 4.14.3の時点で、 CS-Cart と Multi-Vendor は、25の言語に完全に翻訳されています。新規インストールでは、デフォルトでこれらの言語を取得します。以前のバージョンからアップグレードする場合は、translate.cs-cart.com から最新の翻訳をダウンロードし、How To: Translate CS-Cart(英語)に従ってください。
管理者が独自の商品レビューを追加可能に
CS-Cart には、お客様が商品レビューを残すことができるアドオンがあります。しかし、いくつかのECサイトでは、別のサービスを使用して、より多くのユーザーの意見を収集する場合があります。購入者がサードパーティのサービスで商品に関するレビューを残す場合は、ECサイト内の対応する商品にそれらをコピーすることをお勧めします。
以前は、管理者は管理画面から商品レビューを編集して返信することしかできませんでしたが、4.14.3でこれを変更しました。
商品の編集ページにある「レビュー」タブをクリックすると、レビューが開きます。
ここに、以前のバージョンではなかった「⁺レビューを書く」というボタンが追加されています。
このボタンをクリックすると、で新しいレビューを追加できるようになりました。
Google reCAPTCHAのキーのフィールドが必須になりました
ボットからのアクセスを防止するための「Google reCAPTCHA」アドオンは、v2(「すべての画像を…で選択」)とv3(非表示のreCAPTCHA)の2つのreCAPTCHAバージョンをサポートしています。
ECサイトでreCAPTCHAを使用するには、設定でAPIキーを指定する必要があります。
バージョン 4.14.3以降、アンチボット対策設定の一部のオブジェクトで、reCAPTCHAのv2やv3、あるいはその両方が選択されている場合、これらのバージョンの設定のキーが付いた項目は必須になります。これにより、管理者は使用するreCAPTCHAバージョンのキーを追加することを忘れることはありません。
倉庫の改善
「倉庫」アドオンを使用すると、店舗や倉庫ごとに異なる商品在庫の数量を設定できます。バージョン 4.13.3では、倉庫に保管される商品の数量に関するアドオンのいくつかの問題を修正しました。
例えば、以下のような点です。
- 管理画面での商品数量による商品検索を改善しました。
以前は、すべての倉庫で商品在庫がない場合でも、検索結果に数量が1より大きいかのように商品が表示されていました。 - 店舗に複数の店舗があり、各店舗にこれらの商品を保管する独自の倉庫がある場合の問題を修正しました。
以前は、ある商品がECサイトで在庫切れの場合、この商品の合計商品数量が誤って計算されていました。これで計算は正しくなり、商品が在庫されているすべての倉庫からの合計数量となりました。
特定の時間間隔での自動サイトマップ再生
以前は、新しい商品やページなどを追加してサイトマップに追加したい場合は、「Googleサイトマップ」アドオンの「サイトマップの再生成」ボタンをクリックして、サイトマップを手動で更新する必要がありました。
バージョン4.14.3以降では、サイトマップを自動的に生成できます。「Googleサイトマップ」アドオンの基本設定にその方法に関する情報を追加しました。
バージョン 4.14.3にはさらに多くの変更があります。
完全なリストについては 、変更ログ(英語)を確認してください。
アップデートが可能
CS-Cart 4.14.32へのアップグレードはすでに利用可能です。
いつものようにリリース後の最初の数週間は限られた数のアップグレードパッケージを配布しますが、その後はその制限を解除します。
そのため、アップグレードセンターにこのアップグレードがまだ表示されない場合は、後でもう一度お試しください。
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