越境ECに対応したECサイトが構築できるCS-CartのMulti-VendorのラインナップにMulti-Vendor PlusとMulti-Vendor Enterpriseが追加

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先日、CS-CartとMulti-Vendorの4.9.1がリリースでお伝えしたように、2018年10月11日にCS-CartとMulti-Vendorの4.9.1がリリースされましたが、Multi-Vendorのラインナップに新たにMulti-Vendor PlusとMulti-Vendor Enterpriseが追加されました。

CS-Cart Multi-Vendorは、eBay、Etsy、Amazon、楽天のようなマーケットプレイスを構築するためのソフトウェアです。
Multi-Vendorには3つのエディションがあり、そのすべてにCS-Cartのショッピングカート機能とマーケットプレイス固有の機能が含まれています。

目次

Multi-Vendor Plus

Multi-Vendor Plusは、標準のMulti-Vendorと同じ機能を備え、さらに以下の追加機能があります。

  • 1.ユーザー向けモバイル・アプリ
  • 2.出店者向け共通商品
  • 3.カテゴリー手数料
  • 4.高度な出店者制限
  • 5.支払いの分割
  • 6.出店者のプロモーション機能
  • 7.出店者向けデザイン・エディター機能

また、これ以外にモバイル・アプリのオープン・ソース化機能という契約に関するものがあります。

Multi-Vendor Enterprise

Multi-Vendor Enterpriseは実験的な製品で、Multi-Vendor Plusと同様の機能に加え、以下の機能が付与されています。

  • 高負荷最適化
  • Salesforce(セールスフォース)との統合
  • VIP顧客ケア
  • 認定CS-Cart開発者によるカスタム開発

Multi-Vendor Enterpriseには定価はなく、各リクエストに応じたサービス価格をご用意いたします。

Multi-Vendorの変更

標準のMulti-Vendorは、一つだけ機能がなくなります。

出店者向けのデザイン・エディタ機能は、Multi-Vendor PlusとMulti-Vendor Enterpriseのみの機能となります。

Multi-Vendor Plusの7つの機能

Multi-Vendor Plusに追加された機能は以下の通りです。

1.ユーザー向けモバイルアプリケーション

eBayとAmazonのように、顧客向けにマーケットプレイス専用のモバイルアプリの提供が可能になります。

ユーザーは、マーケットプレイスを閲覧したり、リストの閲覧をしたり、カートに商品を追加したり、オフラインの支払い方法やPayPal Express Checkoutで支払いを行うことがアプリからできます。

カテゴリ、商品、ユーザー、カート、ウィッシュ・リスト、注文などを変更すると、その変更はアプリに反映し、ロゴや色を変更することでアプリの見た目を自由にカスタマイズできます。

アプリの準備ができたら、Google PlayとApp Storeにアップロードして最新の状態に保つことができます。

2.出店者向け共通商品

しばしば、異なる出店者が同じ商品を販売していますので、ユーザーは検索結果に同じ商品がいくつも並んでいると混乱してしまいます。

共通の商品ベースを作成して、出店者にこれらの商品のみを販売させ、自分のリストを作成することを禁じることができ、出店者は共通ベースから商品の価格、数量、出荷情報のみを設定することができますので、重複を避けて商品ページを均一に保てます。

3.カテゴリー手数料

日用品、アクセサリー、ランジェリーなどの一部の商品は、マージンが少なく、あなたのマーケットプレイスの手数料がかなり高い場合には、出店のメリットが少ないためにこれらのカテゴリーの商品を販売する出店者を引き付けることはできません。

そこで、カテゴリー手数料機能を使用すると、商品カテゴリーごとに個別の手数料を設定することができますので、高いマージンの商品カテゴリーには高い手数料を、低いマージンのカテゴリーには手数料を低く設定する事ができます。

4.高度な出店者制限

出店者の管理画面からメニュー、機能、設定を非表示にして、これらの機能へのアクセスを制限したり、未使用の機能を削除することができます。

たとえば、ダウンロード可能な商品を販売している出店者は、出荷方法メニューが不要なので非表示にします。

この機能は、出店者タイプに特別なユーザグループを追加し、グループ特権を自由に調整して、出店者の機能、メニュー、設定へのアクセスを許可または制限することができます。

5.支払いの分割

この機能は、 直接顧客から出店者に支払いを行えるAdd-on(アドオン)の一部です。 この機能により、ユーザーは、支払い時に別々の出店者の商品を別々に支払うことができます。

出店者は、独自の支払方法を作成し、全ての支払いは出店者口座に直接入ります。

出店者はユーザーからすべて売上を得ているため、マーケットプレイスの出店料のみが懸念事項となります。

6.出店者のプロモーション機能

直接顧客から出店者に支払いを行えるAdd-on(アドオン)の別の機能は出店者のプロモーション機能で、出店者は数多くの特典(送料無料など)を提供するプロモーションを作成できます。

これは、出店者の売上を押し上げて、より多くの出店者をマーケットプレイスに呼び込む強力なツールです。

7.出店者向けデザイン・エディター機能

出店者を引き付けるための効果的なツールであり、独自店舗に見えるように店舗の見た目や印象を変更できるようにします。

これを行うために、出店者は備え付けのビジュアル・テーマ・エディタを使用して店舗の色、フォント、および背景を変更し、レイアウト・エディタを使用することで、出店者はプログラム・コードを書く人の助けを借りずに店舗ページのコンテンツを変更できます。

Multi-Vendor Plusのテスト方法

これらの7つの機能とMulti-Vendorの機能は、パッケージをダウンロードして30日間、機能をテストすることができます。

また、Multi-Vendorライセンスの機能比較の各機能をクリックいただければ、動画デモを見る事ができます。

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