EUの規制に関する機能とZapierとの統合機能を備えたCS-CartとMulti-Vendor 4.15.1がリリース

【PR】当Webサイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています

スポンサードサーチ

2022年6月29日に、CS-Cart と CS-Cart Multi-Vendor の4.15.1がリリースされました。

Meet CS-Cart and Multi-Vendor 4.15.1 with EU-related features and integration with Zapier

Meet CS-Cart and Multi-Vendor 4.15.1 with EU-related features and integration with Zapier
Meet CS-Cart and Multi-Vendor 4.15.1 with EU-related features and integration with Zapier

EU向けのCookieの同意ポップアップ、ローコード開発プラットフォームの Zapier との統合、 Shopifyから商品を転送する機能を備えたインポートの改善など、多くの変更が加えられています。

目次

CS-Cart Multi-Vendor固有の改善

Shopifyからインポート

最近の調査とインタビューによると、CS-Cart Multi-Vendor の所有者は、Shopifyと同期して、より多くの出品者をマーケットプレイスに引き付けることに非常に興味を持っています。

出品者は、慣れているShopifyの管理画面を引き続き使用しながら、CS-Cart Multi-Vendor のマーケットプレイスで商品を販売するという方法です。

この種の統合はかなり大変な作業であるため、バージョン 4.15.1に含める時間がありませんでした。

しかし、Shopifyから商品をインポートするという、よりシンプルでありながら便利な機能を含めることにしました。

「Shopifyからインポート」アドオンをインストールして有効化すると、「一般設定」に「同期データ」のメニューが追加されます。

同期データ
同期データ

管理者と出品者はこれを使用して、Shopifyからエクスポートした商品ファイルをアップロードします。

CS-Cart Multi-Vendor Plus、CS-Cart Multi-Vendor Ultimate の管理者は、インポートモードを選択できます。

Shopifyから商品をインポートする
Shopifyから商品をインポートする

CS-Cart Multi-Vendor でマーケットプレイスを立ち上げたばかりの人にとっては、すべての商品、追加情報、カテゴリーなどを一度にインポートすると便利です。

商品は公開され、すべての出品者が利用できるようになり、インポートモードのもう一つのモードでは、特定の出品者の商品をインポートする場合に役立ちます。

この場合、管理者は、出品者用が手動で作成した商品、追加情報、オプションなどの要素をインポートします。

新しいアドオンは、新しい出品者が自社の商品をより早くマーケットプレイスに投入する方法を提供します。今後、出品者がShopifyを介してマーケットプレイスで商品を販売できるような、完全な統合を検討しています。

管理者は出品者データ設定で商品の変更を確認

マーケットプレイスの管理者は、出品者が気付かないうちに商品の変更をすることをさせたくない場合には、「出品者データ設定」アドオンを使用します。

アドオンがインストールされると、変更された商品は管理者に送信されて承認されてから、マーケットプレイスに公開されます。

商品の承認
商品の承認

これは、出品者の数が増えているマーケットプレイスで特に役立ちます。 

バージョン4.15.1では、出品者が商品に加えた変更をすばやく確認し、古い内容と新しい内容を比較できます。

商品の変更点を比較
商品の変更点を比較

管理者の権限を拡張

この変更は、CS-Cart Multi-Vendor Plus、CS-Cart Multi-Vendor Ultimate、CS-Cart Multi-Vendor Enterpriseのライセンスを使っている管理者に役立ちます。

「ユーザーグループ」機能を使用すると、以前はマーケットプレイスの管理者しか利用できなかったいくつかの権限を他の管理者に付与することができます。

 たとえば、管理者に次のことを許可できます。

  • コンテンツでのHTMLの無制限の使用:サニタイジングを無効にして、HTMLタグの適用を可能にします。
  • 管理者ユーザーグループを管理:ユーザーグループを他の管理者に割り当てます。
  • 出品者を統合:ある出品者から別の出品者に情報と設定を統合します。

管理者を特定のマーケットプレイスに割り当て 

CS-Cart Multi-Vendor Ultimateの管理者にとって便利な機能で、マーケットプレイスが大きく、マーケットプレイスが国や商品の市場などで複数に分けて運用されている場合、特定のストアフロント(マーケットプレイス)のみで作業する人がいる可能性があります。

その場合、一部の管理者に特定のストアフロント(マーケットプレイス)へのアクセスのみを許可し、他のストアフロント(マーケットプレイス)にはアクセスしないようにすることが必要ですが、バージョン4.15.1以降では管理者が管理するストアフロント(マーケットプレイス)を設定できます。

ユーザーの追加:管理者
ユーザーの追加:管理者

こうして設定した管理者は、自分が管理するストアフロント(マーケットプレイス)のみにアクセスができます。 

一般的な改善

EU法に従っての取引 

以前、CS-Cart の管理者は、ヨーロッパの規制の要件によりEUでの店舗の立ち上げが困難になる可能性があり、アドオンを購入するか、サードパーティのソリューションを探す必要がありました。

CS-Cart 4.15.1では、EUにある店舗がEUの要求事項をより遵守できるような機能を追加しました。

GDPR:お客様が許可するサービスとCookieを選択する機能

多くのプライバシー関連の法律(EUのGDPRなど)では、ECサイトが訪問者にCookieについて通知し、許可するCookieを選択できるようにする必要があります。

以前は、このためにサードパーティのソリューションや有料サービスを探す必要がありました。

CS-Cart 4.15.1では、Cookieに同意するかどうかのフォームを提供します。

訪問者は、Cookieを設定するサービスのリストとその機能を確認でき、訪問者が選択した場合、すべてのオプションのCookie(注文機能に影響を与えないもの)を無効にすることができます。

Cookieは「GDPRコンプライアンス(EU)」アドオンで設定でき、「明示的な同意」とプライバシーポリシーがあるページを選択するだけです。

GDPRコンプライアンス(EU):基本設定
GDPRコンプライアンス(EU):基本設定

サードパーティのアドオンがCookieを設定する(またはCookieを設定するサービスを使用する)場合、開発者はCookieを更新してサービスのリストを提供し、同意を得る前にCookieが設定されないようにする必要があります。

アドオンを更新する方法については、こちらを参照ください

単位あたりの価格を指定する機能(l(リットル)、ml(ミリリットル)、kgなど)

EU内に出店している店舗には条件があり、商品の値札には単位あたりの価格も含まれている必要があると規定されています。

たとえば、店舗が液体を販売している場合、店舗の管理者はボトルやフラスコでの価格だけでなく、l(リットル)やml(ミリリットル)あたりの価格も表示する必要があります。

さらに、あるEUにいるお客様が、ml(ミリリットル)あたりの価格ではなく、250mlあたりの価格を表示する機能を求めた場合には、このユニット数の値札が必要になる場合があります。

そのため、バージョン 4.15.1では、ユニットあたりの価格を指定できる「単位あたりの価格」アドオンをインストールすると、単位当たりの価格がECサイトに表示されます。

単位当たりの価格
単位当たりの価格

たとえば、コカ・コーラの355mlの瓶が販売されている場合、ECサイトで1リットルあたりの価格を表示する場合は、測定単位を「リットル」、商品の単位数を「0.355」と指定する必要があります。

  • ユニットあたり価格の自動計算がされます。
  • ユニットあたり価格は、商品一覧と商品詳細に表示されます。
  • 「単価」フィールドとその他の商品フィールドのエクスポートとインポートに対応。

EUの場合は単一価格、免税のお客様の場合は非課税

EUに出店している店舗では、価格に常にVAT(付加価値税)が含まれている必要があります。

ただ、VAT(付加価値税)の税率はEUの国毎に異なりますが、価格は同じである必要があります。

CS-Cart の税金には、税金がすでに価格に含まれていることを示す特別な設定がありますが、以前は、お客様が免税されていたとき、VAT(付加価値税)は価格から差し引かれていませんでした。

バージョン 4.15.1では、これを変更し、すべてのEUの国毎で同じ価格を設定でき、免税のお客様の場合には商品と送料に税金は含まれません。

税金は、お客様の国に設定した税率に従って請求されます。

現在のところ、CS-Cart は税率を自動的に設定したり、お客様が免税であるかどうかを判断したりしません。これはより複雑なタスクであるため、最初に、価格から税金を差し引く機能を追加することにしました。免税の自動チェックは、将来のバージョンで対応する可能性があります。

Zapierを介したサードパーティサービスとの統合

バージョン 4.15.1では、 CS-Cart をアプリケーション間を接続するためのローコード開発プラットフォームであるZapierと統合しました。

これにより、Zapier を使用してCS-Cart がまだ統合されていないアプリに接続できます。

仕組みは次のとおりです。

まず、Zapier アカウントで統合するアプリを選択し、次に最初のアプリケーションのどのイベントが、2番目のアプリケーションでのアクションを起動するトリガーになるかを指定します。

無料の Zapier プランでは、2つのアプリケーションとサービス間の統合を作成できます。

そのため、Slackや携帯電話への新規注文に関する通知をSMSとして設定でき、Pinterest や Twitter などで新商品を自動的に共有します。

例えば「CS-Cart が新しい注文を受け付けたら、注文からお客様の名前を取得し、そのお客様にありがとうございますメールを送信する。」というようなより複雑なシナリオを扱う事も可能です。

しかし、私たちが最も気に入っているのは、すべての新しい注文をGoogle スプレッドシートの新しい行として追加する、といった単純なものです。

CS-Cart と Zapier の統合がリリースされたばかりなので、現時点では Zapier 側ではベータ版となっています。

一定のユーザー数に達したら、CS-Cart は Zapier を介して他のアプリケーションと統合するため方法を増やす可能性があります。

CS-Cart と Zapier の統合
CS-Cart と Zapier の統合

簡単になった商品インポート

インポートプロセスがよりユーザーフレンドリーになり、ECサイトをすばやくセットアップして販売を開始できます。

  • 商品インポートページがよりアクセスしやすく:商品一覧から商品インポートページにアクセスでき、初めてインポートする場合は、すぐにインポート設定が表示されます。
  • より理解しやすいインターフェース:すべてのオプション設定を非表示にしたので、インポートが段階的にガイドします。
  • 簡略化された画像の読み込み。これで、ストアのWebサイトやサードパーティのホスティングにファイルをアップロードする必要がなくなりました。インポートファイルをアップロードするのと同じページに、画像付きのアーカイブをアップロードできます。
  • プリセット例:出品者に複数のインポートを設定した場合、出品者はサンプルファイルをダウンロードできるようになりました。これにより、CS-Cart が受信するデータのファイルタイプやフォーマットを確認することができます。
旧インポート
旧インポート
新インポート
新インポート

新しい追加情報のバリエーションをすばやく追加

以前は、新しい追加情報のバリエーションを追加するための項目は、バリエーションの一番下にありましたが、特に「ブランド」の追加情報のバリエーションが100を超えるような大規模店舗ではこれが不便でした。

旧バリエーション
旧バリエーション

そのため、追加情報とオプションの編集ページでのバリエーション追加を更新し、バリエーションを追加するための「変数の追加」ボタンは、上部に移動しました。 

新バリエーション
新バリエーション

CS-CartはECサイトやマーケットプレイスを素早く立ち上げるのに最適です

マーケットプレイスを立ち上げたばかりのときには、様々な質問事項が出てくるでしょう。
立ち上げに役立つ CS-Cart の機能(ビデオチュートリアル(英語)ドキュメント(英語)日本語)、Marketplaceの便利なアドオン)は、ヘルプセクションの管理画面に集められました。
右上の「?」ボタンをクリックすると開きます。
ここで解決しない場合は、カスタマーケアに連絡して管理画面からら直接最新のチケットを確認することもできます。

さまざまな言語へのより多くの翻訳(EU圏の一部言語も含まれています)。機械翻訳を追加し、専属パートナーとコミュニティは、手動でチェックすることにより、翻訳を改善するのに役立ちます。
私たちは、ECサイトやマーケットプレイスサイトをできるだけ早く立ち上げたい人のお手伝いをしております。

ダッシュボード ヘルプ
ダッシュボード ヘルプ

ECサイトやマーケットプレイスサイトの通貨を選択してください

CS-Cart Ultimate、CS-Cart Ultimate B2BCS-Cart Multi-Vendor Ultimate の管理者は、海外のマーケットプレイスに合わせて、ストアフロント(ECサイトやマーケットプレイスサイト)を追加できます。

バージョン 4.15.1以降、ストアフロント(ECサイトやマーケットプレイスサイト)のデフォルト言語だけでなくデフォルト通貨も設定できるようになったため、複数のストアフロント(ECサイトやマーケットプレイスサイト)でECサイトやマーケットプレイスサイトを設定するのが簡単になりました。

ストアフロント(ECサイトやマーケットプレイスサイト)が特定の国に合わせて設定されている場合でも、複数通貨を提供したい場合がありますが、デフォルトではお客様にその国の通貨が選択されます。

たとえば、ベース通貨が日本円で、アメリカ向けに作成されたストアフロント(ECサイトやマーケットプレイスサイト)の場合、基本設定の表示設定でアメリカドルを選択できます。

このストアフロント(ECサイトやマーケットプレイスサイト)のすべてのデフォルト価格はアメリカドルで表示されます。

フロントエンドのデフォルト通貨
フロントエンドのデフォルト通貨

さまざまなバリエーションの数量割引

CS-Cart では、お客様が同様の商品を複数購入する際には、数量割引を適用した価格で販売をすることができます。

しかし、黒のSサイズのTシャツ5枚が50%割引になりますが、異なる色とサイズの5枚のTシャツをカートに追加した場合には、数量割引は適用されませんでした。

そこで、バージョン 4.15.1 では、「商品バリエーション」アドオンに特別な設定を追加し、グループ内のすべてのバリエーションは、数量割引が適用される単一のバリエーションとしてカウントされるようになりました。

これにより、お客様はさまざまな色とサイズのTシャツを5枚購入しても、数量割引を受けることができます。

倉庫:商品在庫が元の倉庫に戻るように

以前は、お客様が商品を返品する場合、この商品はお客様のレートエリアから最も近い倉庫に戻されて数量がカウントされていました。

CS-Cart は在庫管理システムではないため、このような動作をしていましたが、このために倉庫を管理する店舗の管理者は、他のシステムで在庫を管理し、インポートや統合することで CS-Cart の数量を更新する必要があります。

しかし、この動作は商品が注文された後に注文がキャンセルされると、商品在庫が1つの倉庫から差し引かれ、別の倉庫に追加されるという状況が発生する可能性があります。

このような状況を回避するために、CS-Cart では、商品が注文された倉庫を記憶し、商品を返品するときにはこの倉庫に戻すようになりました。

PHP8.0のサポートが追加され、最低限必要なPHPバージョンは7.1に

CS-Cart は、少なくともバージョン 4.13.x 以降では、非公式に PHP 8.0 で動作していましたが、広範なテストといくつかの改善を経て、PHP 8 のサポートを正式に発表できるようになりました。

CS-Cart の新しいバージョンを使用すると、最新PHPバージョンとの連携が向上します。

PHP 8.1のサポートはまだ利用できません(私たちが認識しているいくつかの問題があります)が、将来のバージョンでは対応する予定です。

以前は PHP 5.6 をサポートして、CS-Cart をできるだけ多くのサーバで使用できるようにしていました。

しかし、PHP 5.6の公式サポートはもう終わっており、潜在的なセキュリティリスクのため、PHP 5.6 を使用することは現在では非常に危険です。

また、新しいPHPバージョンを優先してサポートを終了することで、CS-Cart とそのアドオンやテーマ開発をより簡単かつ迅速に行うことができます。

バグ修正を伴う変更の完全なリストは、変更ログ(英語)を確認してください。 

アップデートが可能

バージョン 4.15.1 へのアップグレードはすでに利用可能となっています。

いつものようにリリース後の最初の数週間は限られた数のアップグレードパッケージを配布しますが、その後はその制限を解除します。

そのため、アップグレードセンターにこのアップグレードがまだ表示されない場合は、後でもう一度お試しください。

ECサイト&マーケットプレイスサイトを低コスト・短納期で構築するなら

多言語・多通貨対応ECサイト&マーケットプレイスサイト構築パッケージ CS-Cart は、B2C、B2B、B2B2C、B2B2Bのどのビジネスモデルにも対応したECサイト&マーケットプレイスサイトを低コスト・短納期で構築が可能です。

ECサイトやマーケットプレイスサイトの構築を検討している場合には、是非ご検討ください。

経営課題の解決でお困りではありませんか?

DXを始めとするITを使った経営課題の解決が上手くいっていない企業は数多くあります。

それは、単なるソリューションの導入や、社内人材への丸投げとなっており、課題解決がゴールになっていないからです。

そのためには、経営とITを理解した人材が、経営者層と共に取り組み、経営者の頭の中を可視化することが必須要件です。

現在、1時間の無料オンライン・コンサルティングを実施しております。

是非この機会にご相談ください。

経営課題を解決するWebサイト構築の最適解は?

経営課題を解決するWebサイトとは、何をおいてもWebサイトに集客する事が必須要件です。

そうなると、最強のWebサイトとは「検索エンジンへの登録と分析、GA4での現状分析ができ、集客のための実施施策に落とし込みができ、コンバージョンに繋げられ、改善の分析ができるWebサイト」一択です。

まずは、現状のWebサイトが経営課題を解決することができるのかをまずご相談ください。

ECサイトの最適解はクライアント毎に異なります

経営課題を解決する最適なECサイト、越境ECサイト、BtoB ECサイト、マーケットプレイスを構築するためのシステムは、クライアント毎に異なります。

まずは、御社にとって経営課題を解決するには、どういったシステムが必要であり、ASP、SaaS、パッケージ、フルスクラッチのどれが最適なのかの検証が必要です。

スポンサードサーチ