PrestaShop

スポンサードサーチ

オープンソースのECサイト構築パッケージは、日本ではEC-CUBEの利用が今までは多かったのですが、最近ではWordPressを開発するAutomatic社が2015年に買収したWooCommerceがかなり伸びています。

実際、ある単語がGoogleでどれだけ検索されているかというトレンドをグラフで見ることができるGoogle Trendsで日本の状況を見てみると、EC-CUBEには以前ほどの勢いはなく、WooCommerceが話題となっていることがわかります。

Google Trendsで世界の直近12カ月の動向を見てみると、WooCommerceが話題の48%を占めている状況です。

しかし、世界の状況を見てみるとEC-CUBEやWooCommerce以外にも多くのオープンソースのECパッケージが利用されています。

WooCommerceだけではない

Google Trendsで世界の動向を見てみると、以前はMagentoが圧倒的なシェアを誇っていましたが、今では日本と同様にWooCommerceに勢いがあります。

日本と世界で状況が異なるのが、それ以外にもPrestaShopOpenCartが一定の割合を占めています。

W3Techsが発表しているCMSのシェア(Usage statistics of content management systems)を見ると、ECのオープンソースとしてMagentoPrestaShopOpenCartが上位にあり、これにWooCommerceがとShopifyを加えた比較(Comparison of the usage statistics of WooCommerce vs. Shopify vs. Magento vs. OpenCart vs. PrestaShop for websites)で見るとシェアは、WooCommerceが12.2%、Shopifyが5.3%、Magentoが1.2%、OpenCartが1.0%、PrestaShopが0.8%となっています。

Comparison of the usage statistics of WooCommerce vs. Shopify vs. Magento vs. OpenCart vs. PrestaShop for websites
Comparison of the usage statistics of WooCommerce vs. Shopify vs. Magento vs. OpenCart vs. PrestaShop for websites

WooCommerceがここまでシェアを伸ばすまで、海外で圧倒的なシェアを誇っていたのはMagentoであり、2018年5月にはAdobe社が16億8,000万ドルで買収をするぐらい認知度も高いECサイト構築パッケージです。

また、PrestaShopOpenCartも海外では根強い人気がありますが、日本語化やドキュメントの少なさから、日本においては殆ど普及していません。

しかし、オープンソースのECサイト構築パッケージとしては、それぞれがユニークな機能を持っています.

今回は、PrestaShopをインストールする手順と初期設定について見ていきましょう。

PrestaShopをダウンロード

まず、PrestaShopの公式サイトにアクセス。

PrestaShop
PrestaShop

トップページにある「Create my store」をクリック。

PrestaShop ダウンロード
PrestaShop ダウンロード

ダウンロード画面になりますので、Profileを選択してメールアドレスを入力し、「Terms and Conditions of Use」と「Data protection policy」の内容を確認してチェックを入れると、「Download」ボタンが有効化されますので、クリックをすると現時点だとprestashop_1.7.7.1.zipのファイルがダウンロードできます。

PrestaShopをVultrサーバに展開

今回は、以前VultrのHigh Frequency ComputeにCentOS 8をインストールしてUnixBenchまで行ったで構築したVultrのサーバで構築してみます。

あらかじめMySQLでデータベースを作っておき、ドメインやApacheの設定も行った上で、ダウンロードしたファイルをFTPやSFTPでサーバにアップして展開します。

私は、Let’s EncryptでSSLの設定も既に完了した状態で作業を行いました。

PrestaShopの動作要件

System requirements for PrestaShop 1.7に、動作要件の記載があります。

  • System: Unix, Linux or Windows.
  • Web server: Apache Web Server 2.2 or any later version.
  • PHP: We recommend PHP 7.1 or later. See the compatibility chart below for more details.
  • MySQL: 5.6 minimum, a recent version is recommended.
  • Server RAM: The more the merrier. We recommend setting the memory allocation per script (memory_limit) to a minimum of 256M.

これ以外にも利用されているExtensionがあります。

レンタルサーバなどに入れる場合には、system requirements toolを使う事でそのサーバが動作要件を満たしているかをチェックすることができます。

PrestaShopをインストール

設定したドメインにアクセスすると、PrestaShopのインストールが始まります。

PrestaShopのインストール
PrestaShopのインストール

インストールアシスタントが立ち上がります。

以前は日本語でのインストールが出来ませんでしたが、現在は日本語に対応しています。

PrestaShop 1.7.7.1 インストーラーへようこそ
PrestaShop 1.7.7.1 インストーラーへようこそ

PrestaShop 1.7.7.1 インストーラーへようこそ画面になりますので、言語を選んで「次」ボタンをクリック。

許諾契約契約書
許諾契約契約書

許諾契約契約書画面で、内容を読んでから「私は上記の利用規約に同意します。」にチェックを入れて、「次」ボタンをクリック。

PHPのintlモジュールでエラー

システム互換性の画面になりましたが、PHPのintlモジュールでエラーが表示されて次に進めません。

Intl extension is not loaded

調べてみると確かにありません。

php -r "var_dump(extension_loaded('intl'));"
bool(false)

Vultrのサーバには、PHP 7.4が入っています。

dnf install php74-php-intl.x86_64

そこで、7.4に対応したintモジュールをインストール。

dnf list php*intl

しかし、確認してみるとまだエラーが出ています。

php -r "var_dump(extension_loaded('intl'));" PHP Warning:  PHP Startup: Unable to load dynamic library 'intl.so' (tried: /usr/lib64/php/modules/intl.so (/usr/lib64/php/modules/intl.so: cannot open shared object file: No such file or directory), /usr/lib64/php/modules/intl.so.so (/usr/lib64/php/modules/intl.so.so: cannot open shared object file: No such file or directory)) in Unknown on line 0 bool(false)

インストールがされた場所とは別の場所にパスが設定されています。

extension=/opt/remi/php74/root/usr/lib64/php/modules/intl.so

そこでphp.iniに追記をして、php-fpmを再起動すると、無事にエラーがは消えました。

php_posixのエラーは残っていますが、動作には問題がありませんので、そのまま「次」ボタンをクリック。

ストア情報
ストア情報

ストア情報画面になりますので、各項目を埋めて「次」ボタンをクリック。

システム構成
システム構成

システム構成画面になりますので、あらかじめ設定したデータベースの項目入れて「次」ボタンをクリック。

店舗インストール
店舗インストール

インストールがスタートします。

インストールが完了
インストールが完了

これでインストールは完了です。

ここで、フロントオフィスの「店舗を発見」をクリックしてみると、ページが表示されません。

管理画面で設定したURLがhttpになっていて、httpsからリダイレクトループしてしまっているようです。

そのため、管理画面にログインをして設定を変更します。

管理画面にログイン

インストール完了画面で、バックオフィスの「店舗を管理する」をクリック。

PrestaShop ログイン画面
PrestaShop ログイン画面

ログイン画面が開きますので、設定したメールアドレスとパスワードを入力して「LOG IN」ボタンをクリック。

PrestaShop ダッシュボード
PrestaShop ダッシュボード

PrestaShop ダッシュボードにログインできたら、左メニューの「設定」の「ショップパラメータ」をクリックしてメニューを開き、「一般」をクリック。

環境設定 一般
環境設定 一般

環境設定の一般が開きますので、以下の設定を行います。

  • SSLを有効:はい
  • Enable SSL on all pages:はい

最初は、Enable SSL on all pageが変更できませんが、SSLを有効にして一度「保存」ボタンをクリックすると、Enable SSL on all pageも変更ができるようになります。

PrestaShop フロント
PrestaShop フロント

これで、無事にユーザー側も表示ができるようになりました。

他にない機能がある

PrestaShopは、複数のECサイトを構築できるマルチサイト機能など、EC-CUBEやWooCommerceにない機能も用意されていますし、有償ではありますが数多くのModule(モジュール)が用意されています。

インストール自体は非常に簡単に行えますので、一度触ってみてはいかがでしょうか。

ITのことで、お困りではありませんか?

ITは、コンサルティングからプロジェクトを全体を見据えて実施しなければ上手くいきません。
リソース・シェアリングは、ITのコンシェルジュとして、クライアントにとっての最適解をご提案するコンサルティングから構築・運用・解析までをワンストップで対応できるITコンサルティング会社です。
ITに関してお困りのことがあればお気軽にご相談ください。

ITプロジェクトで最適解を探すなら
御社にとって最適なWebサイト構築をするなら
失敗しないWebシステム開発をするなら
WordPressを活用したいなら
ECサイトを構築したいなら
越境ECサイトを構築したいなら
企業間取引向けECサイトを構築したいなら
マーケットプレス型ECサイトを構築したいなら
課題や事例から最適解を探すなら
リソース・シェアリングの実績
お問合せ

スポンサードサーチ