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デジタルコンテンツをオンライン上で販売したい、というお話は、ECサイト構築のご相談をいただく中で時々出てきます。
この場合、ECサイトで購入したデジタルコンテンツは、ダウンロードで販売ができるのがメインとなります。
そこで、今回はダウンロード販売の方法や対応しているサービス、ECサイト構築パッケージについて見ていきたいと思います。
目次
デジタルコンテンツとは?
そもそも、デジタルコンテンツとはなんでしょうか?
デジタルコンテンツとは、デジタル形式で構成されているコンテンツのことを指しており、文章や画像、動画、音楽などをデジタルデータとして提供するものです。
デジタルデータですので、コピーしても劣化することはありませんが、不正なコピーや利用も簡単であるという特徴も持ちます。
また、オンラインで提供が可能ですので、買いたいと思った時にすぐに手に入れられるメリットがあります。
日本のデジタル系分野のBtoC EC市場規模
日本のデジタル系分野のBtoC EC市場規模は、経済産業省の「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」(PDF)によると、前年の2兆7,661億円から1,687億円減少し、2兆5,974億円となった。減少率はマイナス6.10%でした。

デジタルデータのダウンロード販売とは?
デジタルデータのダウンロード販売とは、このデジタルデータをオンライン上で販売する方法です。
一般で良く利用されるものとしては、電子書籍や音楽のダウンロード販売をイメージすれば良いでしょう。
このダウンロード販売で販売される商品としては、大きく以下の5つのジャンルにわけることができます。
- 書籍の販売
- 情報の販売
- 素材の販売
- ソフトやフォントの販売
- 音楽や写真、イラスト・動画の販売
書籍の販売
書籍を出版するのに一番簡単な方法は、電子書籍で出版をすることです。
また、電子書籍を出版するプラットフォームとしては、AmazonのKindle ダイレクト・パブリッシングか楽天koboの楽天Koboライティングライフを使うのが、利用ユーザーの多さやプラットフォームとしての普及度合いからも便利でしょう。
電子書籍の場合、プラットフォーム側に支払う手数料が大きくなりますが、多くの利用ユーザーにアプローチができる可能性があるのと、著作権保護についてはプラットフォーム側が行ってくれるというメリットがあります。
Kindle ダイレクト・パブリッシングの場合、35%と70%のロイヤリティ オプションから選択する形になり、楽天Koboライティングライフの場合には、45%(80円~298円まで)か70%(299円~100,000円)の収益が得られます。
情報の販売
情報の販売とは、自分の知識やノウハウを独自情報として販売することです。
たとえば、FXや株式投資の運用ノウハウ、アフィリエイトサイトの運用ノウハウ、英語学習のためのテクニック、インターネット通販やリサイクルショップなどで安く仕入れた商品を販売する「せどり」のやり方など、情報においては、ありとあらゆるものが販売されています。
情報を電子書籍にして販売している人もいますが、デジタルコンテンツとして販売している方もおられます。
例えば、noteの場合、決済手数料がクレジットカードの場合、売上金額の5%かかり、プラットフォーム利用料として、有料記事、有料マガジン、サポート、メンバーシップは10%、定期購読マガジンは20%がかかります。
ソフトやフォントの販売
ソフトやフォントの販売とは、ゲームソフトやアプリ、プログラムコード、フォントなどをオンラインで販売することです。
このような、デジタル機器にダウンロードして利用するようなものも、デジタルコンテンツです。
Vectorや窓の杜といったサイトが有名ですね。
ソフトでは、パソコン用のアプリケーションソフトから、スマートフォン用のアプリまで、幅広く販売されています。
WordPressは、テンプレートやプラグインも多く販売されていますが、これもデジタルコンテンツになります。
音楽や写真・イラスト・動画の販売
音楽や写真・イラスト・動画の販売は、Amazon PrimeやNexfilixなどの動画配信サービスが広まった事で、今最も身近なジャンルといえるでしょう。
以前は、写真素材や壁紙のデータ、イラスト、漫画、歌唱データ、演奏データ、自分が作曲した楽曲の配信などが主でしたが、サブスクリプションモデルが普及したことで、動画がメインと考えている人もおおいかもしれません。
PIXTAやSnapmart、AdobeStockなどが写真販売サイトとしては有名です。
動画配信は、アーティストのオンラインコンサートなども含まれますので、今やかなり大きなマーケットとなっています。
デジタルコンテンツを自社で販売するメリット
デジタルコンテンツの販売には、メリットもデメリットもあります。
メリット
デジタルコンテンツを販売するメリットとしては、以下のものが挙げられます。
在庫や配送が不要なため利益率が高い
デジタルコンテンツは単なるデータなので、物理的な在庫を持つ必要がありません。
また、物を送る必要がありませんので、商品を保管するための倉庫やコンテナ、配送する必要もいりません。
このように通常のECと比較すると費用が掛からず、仕入れも発生しなければ利益率も非常に高くなります。
複製が簡単で在庫に囚われず大量販売も可能
デジタルコンテンツ自体の複製は非常に簡単ですし、大量に作成をすることも容易なため、仕入や在庫に左右されることもありません。
自動化ができる
デジタルコンテンツの販売はオンラインで完結しているため、一度仕組みを作ってしまえば自動的に販売ができてしまいます。
デメリット
メリットの多いデジタルコンテンツの販売ですが、デメリットも存在します。
デジタルコンテンツ作成工数がかかる
デジタルコンテンツ販売は元手が掛からず手軽に始めることができますが、売るためのデジタルコンテンツの制作を自前で行う場合には、そのための作成工数がかかります。
この工数は商品が販売できない限り回収はできません。
無料のデジタルコンテンツとの競争に勝つ必要がある
デジタルコンテンツは、フリー素材に代表されるように、有料のものだけでなく無料で提供されているものがあります。
デジタルコンテンツの販売を行っても、無料のコンテンツよりも価値がなければ売れません。
無断複製・無断使用・無断配信のリスクがある
デジタルコンテンツの最大の欠点は、複製するのが簡単なことです。
そのため、デジタルコンテンツを複製されたり、無断で配布されたりといったリスクが常に付きまといます。
利用規約などで無断複製や無断使用といった禁止事項を設けても、こういった事を完全に防ぐことはできません。
デジタルコンテンツの販売方法
このようにメリットもデメリットもあるデジタルコンテンツの販売ですが、販売するためには大きく三つの方法があります。
それは、ASP、オープンソースECパッケージ、有償ECパッケージを利用するパターンです。
ASP
デジタルコンテンツ販売を行う方法として、ASPを利用すると低コストで実施ができます。
ASP(Application Service Provider)とは、インターネット上でソフトウェアを提供する事業者で、ASPのカートではBASEやSTORESなどが初期費用無料でスタートできるものとして人気があります。

BASEやSTORESでは、デジタルコンテンツ販売のアプリが用意されています。
オープンソースECパッケージ
オープンソースECパッケージとは、ECサイトの構築や運用に必要なシステムがオープンソースで提供されているシステムです。
オープンソースとは、ソフトウェアのソースコードが無償で公開されていて、誰でも自由に改良・再配布ができるようにしたソフトウェアのことです。
オープンソースECパッケージとしては、EC-CUBEやPrestashopのように、ECサイト専用のものもあれば、WordPressのWooCommerceのようにプラグインで、ECサイトを構築できるものもあります。

EC-CUBEでは、コンテンツ販売プラグインが販売されています。
またあ、WordPressのEC専用プラグインであるWooCommerceでは、デフォルト機能でデジタルコンテンツのダウンロード販売に対応することができます。

有償ECパッケージ
有償ECパッケージとは、ECサイトの構築や運用に必要なシステムをパッケージにして提供しているシステムです。
デジタルコンテンツの販売に対応しているものとしては、多言語・多通貨対応し、ECサイト構築とマーケットプレイスサイト構築に対応したハイブリッドECパッケージ CS-Cartなどがあります。
CS-Cartでは、デフォルト機能でデジタルコンテンツの販売に対応ができます。

設定画面で「デジタルコンテンツのダウンロード販売を行う」にチェックを入れ、デジタルコンテンツの商品で設定をすることで、デジタルコンテンツの販売を行うことができます。

自社に最適なサービスを選択
ASPは低コストでの導入ができますが、機能面ではかなり自由度がさがります。
オープンソースECパッケージは、自由にカスタマイズもできますが、自己責任での運用が求められます。
有償ECパッケージは、初期費用や保守費用が必要ですが、最初から必要な機能が提供され、サポートも提供されます。
このように、採用する方法によりメリットとデメリットがあるため、運用までを見据えて自社にとって最適なものを選択しましょう。
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