【PR】当Webサイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています
スポンサードサーチ
今までも、初心者でもわかる5つのECサイト構築方法とそれぞれのメリットとデメリットや、ビジネスモデルのB2C、B2B、B2B2Cの違いとECサイト構築におけるメリットとデメリットについて見てきました。
しかし、どんなに低コストでスタート出来たり、自由にカスタマイズに対応できる素晴らしい構築手法であっても、自社ECサイトで必要とする要件にあったECサイト構築手法でなければ全く意味がありません。
そこで、今回は自社ECサイト構築時に求める要件にマッチした構築方法を選ぶ際、「失敗しないための選び方」について、ビジネスモデル編、構築編、運用編、機能編の4つに分けて見ていきたいと思います。
初回の今回は、ビジネスモデル編です。
目次
誰が誰に向けて販売を行うECサイトなのか?
今回のビジネスモデル編では、ECサイトは誰がECサイトを運営して、誰が購入するのか、というビジネスモデルに絞って、自社サイトに導入する際にマッチする構築方法を見ていきます。
ビジネスモデルのどれを想定するかによって、ECサイトにはBtoC EC、BtoB EC、BtoBtoC ECの3種類に加えて、ドロップシッピングのパターンがあります。
BtoC EC(販売者が一般ユーザーに向けて販売する場合)
BtoC ECは、メーカーや販売者などのECサイト運営者が、一般ユーザー向けに商品を販売するという関係性をオンライン上で実現するためのECサイトです。
これに対応しているECサイトの構築方法としては、以下のようにほとんどのECサイト構築手法が対応しています。
- 楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonマーケットプレイスなどに出品する
- SaaSのBASEやSTORES、Shopifyを使ってECサイト構築する
- オープンソースECのEC-CUBE、WooCommerce、PrestaShopなどを使ってECサイトを構築する
- ハイブリッドECパッケージのCS-Cartを使ってECサイトを構築する
- ecbeing、EC-ORANGE、SI Web Shoppingなどの有償ECパッケージを使ってECサイトを構築する
- フルスクラッチでECサイトを構築する
BtoB EC(企業が企業に対して販売をする場合)
BtoB ECは、メーカーや販売者などのECサイト運営者が、企業など向けに商品を販売するという関係性をオンライン上で実現するためのECサイトです。
BtoB ECでは、限定された企業のみに販売をするためのクローズドサイト機能や、取引金額や企業、商品などのユーザーグループで価格を設定する機能などの、BtoB EC独自の機能が必要となります。
- SaaSのShopifyでクローズド機能、MakeShop BtoBオプションなどを使ってECサイト構築する
- オープンソースECのWooCommerce、PrestaShopなどにB2B向けアドオンを使ってECサイトを構築する
- ハイブリッドECパッケージのCS-Cart Ultimate B2Bを使ってECサイトを構築する
- ecbeing BtoB、EC-ORANGE BtoB、SI Web Shopping BtoBなどの有償ECパッケージを使ってECサイトを構築する
- フルスクラッチでECサイトを構築する
一方、BtoB ECに特化した専用のサービスをSaaSで提供している会社があります。
- SaaSのアラジンEC、楽々B2B、Bカート、EC-Rider B2Bなどを使ってECサイト構築する
BtoBtoC EC(マーケットプレイス)
BtoBtoC ECは、運営者が楽天市場やAmazonマーケットプレイスのようなマーケットプレイスを構築して、企業や個人などに出店してもらい、一般ユーザー向けに商品を販売するという関係性をオンライン上で実現するためのECサイトです。
BtoBtoC EC(マーケットプレイス)では、関係性が複雑なために、対応できる構築方法は、B2B ECよりも限定されたものとなります。
- SaaSのMakeShop EnterpriseのECモール構築システムを使ってECサイト構築する
- オープンソースECのWooCommerceにマーケットプレイス構築アドオンを使ってECサイトを構築する
- ハイブリッドECパッケージのCS-Cart Multi-Vendorを使ってECサイトを構築する
- ecbeing モール専用パッケージ、EC-ORANGE Mall、SI Web Shopping モール型、などの有償ECパッケージを使ってECサイトを構築する
- フルスクラッチでECサイトを構築する
BtoBtoC EC(マーケットプレイス)はさらに、楽天市場の店舗出店型マーケットプレイス、Amazonマーケットプレイスのような商品出店型マーケットプレイス、地方自治体のふるさと納税に適したふるさと納税型マーケットプレイス、特定の組合員や社員向けに福利厚生や社員販売として運営されるクローズEC型マーケットプレイスなどがあります。
また、卸サイトなどもこのマーケットプレイス型で構築されています。
ドロップシッピング型(販売する商品を自社ではなく卸売業者から発送する場合)
ドロップシッピングとは、ECサイトの運営者が商品の仕入れて販売するのではなく、ECサイト上で商品が売れた際にメーカーや卸売業者から直接購入者に商品が届くシステムです。
ただ、個人向けにドロップシッピングが始められるサービスや、SaaS型で提供されているサービスもありますが、仕入れ先が限定されてしまいます。
そのため、仕入先も独自で設定ができる本当の意味での自社ECサイトでドロップシッピングサイトが構築できるものは、かなり限定されます。
ドロップシッピング型BtoC EC
ドロップシッピング型BtoC ECは、ドロップシッピングの典型的なビジネスモデルです。
しかし、一般的な自社ECサイトでは一旦自社でメーカーや卸売業者から仕入れをして販売を行う形で運営しているところの方が多いでしょう。
そのため、ドロップシッピング型BtoC ECに対応しているサービスは、特定の卸売業者と提携した形のサービスがメインとなっています。
- SaaSのShopifyでOberloから仕入れを行う、BASEでタオバオか仕入れを行う、などでECサイト構築する
- オープンソースECのWooCommerceやEC-CUBEにドロップシッピング用アドオンを使ってECサイトを構築する
- ハイブリッドECパッケージのCS-CartでECサイトを構築する
- フルスクラッチでECサイトを構築する
一方、社員向けや業界向けなど、特定のユーザーだけに福利厚生や社内販売目的でECサイトを運営するクローズド型ECサイトでは、BtoBtoC EC(マーケットプレイス)と共に、このドロップシッピング型BtoC ECが採用されているケースもあります。
ドロップシッピング型BtoB EC
ドロップシッピング型BtoB ECは、企業間取引でドロップシッピングを行うものです。
このビジネスモデルは、商品を販売するECサイトではなく、サービスを提供する形のものが多いように思われます。
そのため、このビジネスモデルに対応している構築方法は非常に限定されます。
- ハイブリッドECパッケージのCS-Cart Multi-VendorでECサイトを構築する
- フルスクラッチでECサイトを構築する
ドロップシッピング型BtoBtoC EC(ドロップシッピング型マーケットプレイス)
ドロップシッピング型BtoBtoC ECは、マーケットプレイスでドロップシッピングを行うものです。
そのため、このビジネスモデルに対応している構築方法は非常に限定されます。
- ハイブリッドECパッケージのCS-Cart Multi-VendorでECサイトを構築する
- フルスクラッチでECサイトを構築する
自社に最適なビジネスモデルを実現できる構築システムを選択する
このように、構築をしたいビジネスモデルにより、利用できるサービスやパッケージは変わってきます。
もちろん、オープンソースのECパッケージやハイブリッドECパッケージ、有償ECパッケージをカスタマイズをすることで、様々なビジネスモデルに対応することはできますが、最初から機能があるものと比較するとかなり大きな開発費用を必要とします。
そのため、ECサイトを構築する場合には、自社ECサイトで実現したいビジネスモデルを明確にして、導入する構築システムを選択することが重要です。
ECサイト&マーケットプレイスサイトを低コスト・短納期で構築するなら
多言語・多通貨対応ECサイト&マーケットプレイスサイト構築パッケージ CS-Cart は、B2C、B2B、B2B2C、B2B2Bのどのビジネスモデルにも対応したECサイト&マーケットプレイスサイトを低コスト・短納期で構築が可能です。
ECサイトやマーケットプレイスサイトの構築を検討している場合には、是非ご検討ください。
経営課題の解決でお困りではありませんか?
DXを始めとするITを使った経営課題の解決が上手くいっていない企業は数多くあります。
それは、単なるソリューションの導入や、社内人材への丸投げとなっており、課題解決がゴールになっていないからです。
そのためには、経営とITを理解した人材が、経営者層と共に取り組み、経営者の頭の中を可視化することが必須要件です。
現在、1時間の無料オンライン・コンサルティングを実施しております。
是非この機会にご相談ください。
経営課題を解決するWebサイト構築の最適解は?
経営課題を解決するWebサイトとは、何をおいてもWebサイトに集客する事が必須要件です。
そうなると、最強のWebサイトとは「検索エンジンへの登録と分析、GA4での現状分析ができ、集客のための実施施策に落とし込みができ、コンバージョンに繋げられ、改善の分析ができるWebサイト」一択です。
まずは、現状のWebサイトが経営課題を解決することができるのかをまずご相談ください。
ECサイトの最適解はクライアント毎に異なります
経営課題を解決する最適なECサイト、越境ECサイト、BtoB ECサイト、マーケットプレイスを構築するためのシステムは、クライアント毎に異なります。
まずは、御社にとって経営課題を解決するには、どういったシステムが必要であり、ASP、SaaS、パッケージ、フルスクラッチのどれが最適なのかの検証が必要です。
スポンサードサーチ